三田

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枯れかけのサザンカを復活させる作業に励む樹木専門会社のスタッフら=三田天満神社
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枯れかけのサザンカを復活させる作業に励む樹木専門会社のスタッフら=三田天満神社
「連理」の現象が連続で生じ「8」の字をつくっている(2017年7月撮影)
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「連理」の現象が連続で生じ「8」の字をつくっている(2017年7月撮影)
サザンカの花=けやき台1(三田天満神社のものではありません)
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サザンカの花=けやき台1(三田天満神社のものではありません)

 三田天満神社(兵庫県三田市天神3)で樹齢100年を超え、縁結びの御利益があることで親しまれる「サザンカ」の古木をよみがえらせる作業が進んでいる。幹が伸びる途中で二手に分かれてはくっつく珍しい自然現象「連理」を2回繰り返しており、見た目が洋数字の「8」を描く。2年前に花を咲かせたのを最後に枯れかけの状態に陥り、治療に当たる専門会社は「硬い土が根の成長を妨げている」とみて改良に励んでいる。(門田晋一)

 サザンカは本殿南側にあり、幹の直径は約30センチで、高さ約6メートル。約3メートルの場所で分離した後に合流する現象を繰り返し、真ん中に2個の穴が開いている。

 同神社の生田真宮司(58)によると、2017年から木にあやかって縁結びを願えるようにハート形の絵馬を用意し、参拝スポットにしたという。

 木は元々弱っていたのに、18年12月、ピンクの花を一気に開花させた。しかし、1カ月後に花も葉も一気に散り、新芽すら出なくなって一部の枝が枯れてしまったという。丹波篠山市今田町には樹齢約600年のサザンカの巨木もある。

 そこで今年1月中旬、鳥取県で樹木の治療を専門に行う「樹木再生合同会社」の牧野卓哉社長(87)らに手当てを依頼。牧野社長によると、神社の土は粘土質で根が深く入らない状態になっており、さらに周囲を高い木に囲まれて日照不足に陥ったことが、枯れる要因になったとみられる。

 同月下旬から作業に取りかかり、集まった神社総代らが周りの木々を伐採した。毎月1回訪れては根を傷めないように幹周りの土を掘り、土壌を改良するための薬品でほぐしている。

 すると最近、新たな根が生え始めたという。牧野社長は「1年ぐらいかけて、芽吹くぐらいにまで復活させたい」と手応えを語る。

 生田宮司は「木には御利益にあやかろうと訪れた人々の気持ちが込もっている。またピンクのきれいな花を咲かせてもらえるよう頑張ってもらいたい」と話した。

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