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 兵庫県三田市が発表した2020年度当初予算案は、公共施設や学校の補修に重点を置くことで市民の安心、安全を高める。子育てや教育にも力を入れ、将来にわたって住み続けたいまちを目指す。施策の中から主な10事業を紹介する。(山脇未菜美)

■子育て支援

【私立保育園の整備】昨年10月に66人と過去最多になった待機児童の解消を目指し、22年4月に定員約120人の認可保育所をウッディタウン地区に開設。民間業者に補助して整備する。運営業者は完成後に検討。

■教育

【特別支援教育の充実】市役所南分館にある市教育委員会事務局に、障害のある子どもらの保護者が相談できる「特別支援教育サポートセンター」を設置。専門の知識がある2人を採用し、支援態勢を強化する。

【留守番電話の導入】学校教諭の放課後業務を減らそうと、ゆりのき台中学校区に留守番電話を試験導入し、効果を検証する。夕方から翌朝まで「業務は終了しております」などの音声を流す。録音機能はない。

■交通

【おでかけサポート事業】交通が不便な場所に住む高齢者らを、住民らが自家用車で地域の拠点に有料で送迎する事業を広野地区で試行。人口減少や高齢化が進む中、持続可能な交通ネットワークづくりを目指す。

■健康

【健康づくり】運動の習慣化をポイント制で促す「三田いきいきマイレージ」に無料通信アプリを試験導入。紙ベースでは昨年12月末に特典交換者が132人しかなく、3カ月程度のモニタリングで効果を調べる。

【ロタウイルスの予防接種を実施】厚生労働省の方針を踏まえ、乳幼児が激しい嘔吐や下痢を起こすロタウイルス胃腸炎のワクチンを10月から定期接種化する。対象は今年8月生まれ以降の生後32週までの乳児。

【不育症の治療支援】県が16年度から行う事業で、妊娠しても流産や死産を繰り返す「不育症」の治療費を、県と市が4分の1ずつ支援。不育症と診断され、年齢が43歳未満などの妻がいる夫婦が対象。

■安心・安全

【防災倉庫の資機材を拡充】市の防災倉庫に、段ボールベッド100基以上と、プライバシーを確保する間仕切り約10基を配備。災害時に避難者が過ごしやすい環境を整える。停電対策として発電機も追加する。

【通学路の防犯カメラを増設】小学校区に各10台、計200台ある通学路の防犯カメラに8台を増設する。昨年夏に教諭や地域住民らで点検を行い追加購入を決めた。ガイドラインに基づいて画像を管理する。

■行政サービス

【市広報紙をリニューアル】タブロイド版8ページで月2回発行している市広報紙を7月からA4版36ページ、月1回に刷新。地域の課題や取り組みを増やし、読みやすいユニバーサルデザイン書体にする。