三田

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白煙をあげて燃えるビル。同じ場所で3度の火災があった=2019年7月10日、三田市南が丘1
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白煙をあげて燃えるビル。同じ場所で3度の火災があった=2019年7月10日、三田市南が丘1
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 2019年に兵庫県三田市内であった救急出動が4204件となり、前年から26件増えて5年連続で過去最多を更新したことが市消防本部の調べで分かった。市内3署のうち、ニュータウンが広がる市消防署に集中しており、搬送人員の6割を高齢者が占める。1987年から10年連続の人口増加率日本一を支えた子育て世代が急速に高齢化し始めたとみられる。同本部は、高齢者の急病は重症化しやすいとし、「事前の受診で早めに疾病を見つけることが生死を分ける」と注意を呼び掛ける。(門田晋一)

 同本部によると、救急出動は15年に3741件で過去最多になり、17年に4千件を突破後は歯止めが掛からない状態だ。

 3署別に見ると、市消防署が3059件▽同署西分署が705件▽同署東分署が440件-。農村部や旧市街地の一部をカバーする西・東分署は減ったが、ニュータウンや旧市街地を担当する市消防署が77件の増。同本部は、要因の一つに「フラワータウン」の急速な高齢化を挙げる。

 フラワータウンは1981年、市内で最初に入居が始まったニュータウンで、当時の30代は70代になり、昨年12月末の高齢化率は27・6%と市平均より3ポイント高くなった。県は87年にウッディタウン、92年にカルチャータウンと順に整備しており、高齢化の波は今後も広がる。昨年には、県内で最も低かった市の高齢化率がついに西宮市を上回った。

 救急車で搬送したのは3938人で、うち高齢者は前年比35人増の2234人だった。しかし、全世代を通して風邪や軽い腹痛など「救急搬送を要しない事態」で救急車を呼ぶケースもあったという。市は「119番」の適正利用を促すため、健康相談「さんだ健康医療相談ダイヤル24」の周知を図っている。

 一方、火災の発生は38件で前年より1件減ったものの、建物火災は21件で5件増えた。7月には南が丘1で内装工事中だった商業ビルから出火し、地上2階建てが全焼。その後、9、11月にもビル内の廃材などが焼ける火災があった。

 12月には市之瀬の農機具倉庫が全焼し、隣のビニールハウスにも飛び火して、トマト1万6千個に被害が出る事態に。当時、所有者が倉庫でストーブの火を付けたまま外出していたといい、同本部は「火は命も家財も奪う。取り扱いにはくれぐれも注意してほしい」としている。

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