三田

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ユーモアを交えながら聴衆に語り掛ける尾木直樹さん=三田市総合文化センター・郷の音ホール
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ユーモアを交えながら聴衆に語り掛ける尾木直樹さん=三田市総合文化センター・郷の音ホール

 「尾木ママ」の愛称で親しまれる教育評論家で、法政大学名誉教授の尾木直樹さん(73)が26日、兵庫県三田市天神1の市総合文化センター・郷の音ホールで講演した。人工知能(AI)の活用で人間の仕事がロボットに代替される中、子どもの主体性を伸ばす教育が必要と紹介。しつけは「頭ごなしにしちゃだめ。失敗しても『どうしたの~?』って聞くのが大事」と“オネエ口調”で熱く語った。

 中兵庫信用金庫(本店・丹波市)の創立50周年を記念して開催。「みんなでつくろう! 子どもを育む地域社会」と題し、約900人が講演を聴いた。

 尾木さんは、2030年までに多くの仕事がAIに置き変わる説に触れ、人間の役割は新しい価値を創造したり、協力して何かを作り上げたりする力だと熱弁した。豊かな感性を育む先行例として、校則を撤廃して好きなことを楽しく学べる環境をつくった東京の公立中学校を挙げ、「視察で宇宙論を勉強する生徒がいてびっくりした」と話した。

 また、虐待を題材にしたテレビ番組に出演し、ある母親が何度注意しても食べ物をこぼす幼児をたたく事例を振り返り「恥ずかしくなってほしくない気持ちがあったの。本当は愛情いっぱい」とおもんぱかった。

 一方で「弁解から親が気付くこともあるでしょ」と子どもの声を聞く大切さを強調。「大変なことや難しいことを聞いてもらってるうちに心に元気がみなぎってくる。夫婦関係も一緒よ」と笑いを誘った。(山脇未菜美)

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