三田

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亡き先輩の話を聞いて線香を上げる野球部の部員たち=三田学園
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亡き先輩の話を聞いて線香を上げる野球部の部員たち=三田学園

 三田学園中学・高校(兵庫県三田市南が丘2)では、阪神・淡路で高校2年だった藤田伸哉さん=当時(17)=が亡くなった。藤田さんが大好きだった野球を見守れるようにと遺族が贈った桜の下で、野球部員約60人が祈りをささげた。

 三重県の実家を離れ、宝塚市の祖父母の家から三田学園に通った藤田さん。中学時代に野球部に所属し、高校は野球を辞めて勉強に打ち込んだが、後輩をよく気に掛けたという。震災では家が全壊して亡くなった。桜は藤田さんの両親が5本を寄贈し、グラウンド脇に植えられた。

 早朝練習の後、高校野球部顧問の岩根健太さん(37)が「生きたくても生きられなかった人もいる。好きな野球ができることに感謝し、当たり前の日々の大切さを考える機会にしてほしい」と話し、部員は1人ずつ木の根元に線香を立てて手を合わせた。

 話を初めて聞いた高校1年の男子生徒(16)=三田市=は「一緒の環境にいた人が亡くなるのは無念だと思う。しっかりと覚えておきたい」と話した。(山脇未菜美)

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