三田

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閉店を知らせる貼り紙=三田市あかしあ台1
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閉店を知らせる貼り紙=三田市あかしあ台1
8日で閉店する小西屋三田店=三田市あかしあ台1
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8日で閉店する小西屋三田店=三田市あかしあ台1

 「買い物弱者」は兵庫県三田市内のニュータウンで増えつつある。ウッディタウンの「あかしあ台地区」では住民の高齢化が進む中、スーパー「小西屋三田店」が8日で閉店する。運転免許証を返納したお年寄りは、買い物をする場所が近くになくなり、暮らしの足をどう確保するかが課題となっている。(山脇未菜美)

 「車は乗れないし困るわねえ…」。同地区で一人暮らしをする女性(86)は小西屋三田店の閉店を嘆いた。まち開きとともに大阪から三田に家族で移り住んで約30年になる。夫は既に亡くなり、6年前に免許証を返納した。徒歩5分で行けるスーパーは重宝していた。

 同5丁目には別のスーパーもあるが約700メートルも歩かなければならず、帰りは上り坂になるため、荷物を乗せたカートを押すのは一苦労だ。京都に住む娘の近くに移り住むことも考えた。「長年ここにいると友だちもできるし、なじみが出るでしょ。また一から関係をつくると思うと出られない」と話す。

 小西屋三田店は、新鮮な肉や魚が売りで、多彩な総菜も人気だった。しかし、同じウッディタウンでも「ゆりのき台」や「けやき台」には大きな道路沿いに大型店が立ち並ぶ。不動産の藤栄住建(駅前町)は「客の取り合いで集客が厳しくなったのではないか」と推測する。

 1987年にまちびらきしたウッディタウンで、あかしあ台は「すずかけ台」に次いで入居が始まった。広い戸建てが多く転出者が少ないことから高齢化の波が押し寄せ、今年3月末時点の高齢化率は23・5%。特に1、2丁目は最寄りの神鉄南ウッディタウン駅からも遠く、免許返納後の暮らしが懸念される中、地域で解決策を模索している。

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