三田

  • 印刷
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT
三田市が民生委員に手渡している活動費の明細書=市役所
拡大
三田市が民生委員に手渡している活動費の明細書=市役所

 大阪府泉佐野市を中心に民生委員の活動費天引きが問題視する報道が一部あり、兵庫県三田市は27日、市では県の通達に従い、委員の同意を得て天引きしているので問題はないとの立場を示した。市は国から交付される活動費に、独自の上乗せをした上で研修会の費用を天引きしており、委員からの苦情や問い合わせは一度もないと強調した。(高見雄樹)

 泉佐野市では、委員が所属する「市民生委員児童委員協議会」が公金から委員に支給される活動費を全額旅行費などに充てていた疑いが浮上し、府は各市町村の実態を調べる。三田市の使用状況について聞いた。

 三田市地域福祉課によると、民生委員は無報酬だが、高齢者宅を訪問する際の交通費などとして、1人当たり年間5万9千円の活動費が国から支給される。市はこれに加え、年間5万1700円を上乗せして給付する。この中から、委員による会員組織の「協議会」の会費として5万200円を天引き。残りの6万500円を活動費として、年3回に分けて支給している。

 市は支給の際、活動費と天引きの額を記した明細書を配布。天引きされた協議会の会費は、委員の研修費用に充てられる。今年は引きこもり問題に詳しいジャーナリストを招いた講演会を開いたほか、市内八つの地区ごとに、障害者施設の視察なども実施している。

 民生委員は地域の高齢者の見守りや、児童委員として子どもの虐待を防ぐなど重要な役割を担っている。3年ごとに改選され、今年12月1日から新たな任期が始まる。

 市内の定員は228人だが、なり手不足で新たな委員は208人にとどまる。それでも充足率は91・2%と、阪神地域の自治体では三田市が最も高いという。(高見雄樹)

三田の最新
もっと見る

天気(1月22日)

  • 11℃
  • 4℃
  • 40%

  • 12℃
  • 0℃
  • 40%

  • 12℃
  • 3℃
  • 40%

  • 11℃
  • 1℃
  • 40%

お知らせ