三田

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「エイサー」の掛け声とともにたいまつで円を描く氏子ら=三田市加茂
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「エイサー」の掛け声とともにたいまつで円を描く氏子ら=三田市加茂
たるを奪い合って割る氏子たち=三田市加茂
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たるを奪い合って割る氏子たち=三田市加茂

 爽やかな秋風と共に、今年も五穀豊穣に感謝する秋祭りの季節となった。勇壮なだんじりや布団太鼓が地域を巡り、神楽や舞も奉納。兵庫県三田市内各地に笛や太鼓の音が響くにつれ、里の秋が深まっていく。

 加茂神社(加茂)では5日夜、三田市唯一の火祭り「稲引・樽引神事」があり、たいまつを持った氏子らが、暗やみに幻想的な炎の弧を浮かび上がらせた。

 神社には伝説が残る。子だくさんだった神さまが食べ物に困り、田んぼから稲を持ち去ろうとして村人に見つかったため、酒をついで謝った-と。神事はこれを再現しているという。

 午後8時45分ごろ、氏子ら約40人が、太鼓をたたく子どもらと境外へ。10分ほど歩いて参道に戻ると「エイトー」と叫んで走り回り、たいまつをぶつけ合った。その後、本殿横で氏子が木の酒だるを奪い合って地面にたたきつけると、観客は息をのんで見入った。

 帰省して祭りに参加する人も多く、同市の男性(45)は「親の背中を見てきて、自分も地域に育ててもらった。恩返しの気持ちで伝統を守りたい」と話した。(山脇未菜美)

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