三田

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8月31日で一時閉店したことを伝える張り紙=三田まほろばブレッツァ
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8月31日で一時閉店したことを伝える張り紙=三田まほろばブレッツァ
オープン初日には約5千人の客でにぎわった=三田まほろばブレッツァ(2018年6月)
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オープン初日には約5千人の客でにぎわった=三田まほろばブレッツァ(2018年6月)

 「兵庫五国」の食材をPRする拠点として昨年6月、兵庫県が三田市のカルチャータウン中心部にオープンさせた商業施設「三田まほろばブレッツァ」(学園4)が8月31日から一時閉店している。県によると近隣に大型スーパーが出店するなどして思うように集客できず、運営会社が開業から1年余りでの契約解除となった。今後は店名を残して別会社がリニューアルする方針で、10月中旬以降の営業再開を目指している。(門田晋一)

 県によると、施設は県企業庁がカルチャータウン内の地区センター用地約1ヘクタールに約2億8千万円をかけて整備。兵庫の食材が集まる「食の拠点」をコンセプトに掲げ、朝来市で道の駅「但馬のまほろば」を経営する「グリーンウィンド」に10年契約で運営を任せた。

 施設内では食材販売コーナーやレストランのほか、ラジオのサテライトスタジオも設置。近隣住民のほか、市域の大学、高校に通う学生、観光客の利用も見込んでいた。

 早期撤退は「協議の結果」とするが、理由について県は「事前に市場調査をしてきたものの、結果的に地域や観光のニーズにそぐわなかった」と打ち明ける。

 車で約10分のウッディタウンにはライバルとなる食品スーパーが点在しており、運営会社はイベントなどを企画して集客に努めたが経営状態が徐々に悪化。周辺の戸建て分譲もまだ8割程度にとどまり、地域密着型店舗としても需要が伸び悩んだ。

 今年7月、同店から約1キロ先に食品や雑貨を扱う24時間営業の大型スーパーが進出したことが撤退の決め手となったという。今年7月末までの利用客は13万5千人にとどまり、1日平均で約300人強しかなかった計算になる。

 次期経営については、県内で飲食店や物販店を営む企業とほぼ合意し、9月中旬の契約発表を目指しているという。利用客から寄せられていた「三田の品が少ない」との声を踏まえ、地元産の食材を重視してレストラン機能を充実させる見込み。県は「地元を元気づける店舗として地域住民の期待に応えたい」としている。

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