三田

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今年6月に立ち上がったばかりのボランティアカフェでくつろぐ人たち=市総合福祉保健センター
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今年6月に立ち上がったばかりのボランティアカフェでくつろぐ人たち=市総合福祉保健センター

 「ゆうべの阪神タイガースはあかんかったな」「昔の武庫川はよう氾濫しとったんや」。三田市総合福祉保健センター(兵庫県三田市川除)の活動者交流ひろばでは、コーヒーを片手に集まった人たちがあちらこちらで会話に花を咲かせる。耳が聞こえない人のために手話で通訳する人もいる。

 歴史ガイド、音楽療法、障害がある人の外出介助…。市内21組のボランティア団体が所属する「三田ボランティア連絡会」が今年6月に運営を始めた。メンバーは「ボランティアを始めたいと思う人が気軽に立ち寄れる場にしたい」と口をそろえる。

 活動の情報は各グループがひろばに置くチラシで発信していたが、ボランティアに汗を流す人の姿や熱意は伝わりづらかった。さらに三田でも高齢化が進み、ボランティアへの参加が次第に減ってきているという。会長の平井重次さん(79)=同市=は「希薄になる人のつながりをつなぎ止めたかった」と話す。

 ヒントにしたのはフラワー地区ふれあい推進協議会がフラワータウン市民センターで運営するオープンカフェだ。ボランティアの住民が接客を担当し、センターの利用者同士がコーヒーを飲みながら談笑する場となり、高齢者の見守りの場としても機能するようになったという。緩やかなつながりを生む秘けつは何か。メンバーで足を運んで模索し、見つけた答えは「くつろげる空間」だった。

 まだ手探りだが、顧問の奈良恵美子さん(66)=同市=は「新たな一歩を踏み出そうとする人の背中を押せる空間にしたい」と力を込めた。(門田晋一)

〈メモ〉9月は21日、10月以降は第2土曜。午前10時~午後2時。コーヒーは100円。市社会福祉協議会ボランティア活動センターTEL079・564・0410

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