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 兵庫県三田市消防本部が2019年上半期(1~6月)に救急出動した件数が2050件で同期の過去最多になり、うち65歳以上の搬送人数が2年前から約1・2倍に増えたことが、同本部のまとめで分かった。かつて10年連続で人口増加率日本一を続け、同市が築いた「県内で最も若いまち」の座は昨年度、西宮市に明け渡した。今後見込まれる高齢化率の急伸とともに出動増が予想され、同本部は「いち早い通報を心掛けつつ、病気の早期発見にも気を付けてほしい」とする。(門田晋一)

 同本部によると05年以降、救急出動件数は増加傾向にあり、年間で見ても18年は過去最多の4178件を記録。19年は上半期だけで前年比67件も増えた。担当者が要因に挙げるのが、まちの高齢化だ。65歳以上の搬送人数は2年前の956人から約170人も増えている。

 同市の高齢化率は昨年2月時点で22・9%と県内で最も低かったが今年2月、24・0%に上昇し、西宮市の23・5%を上回った。三田市は80~90年代に入居した子育て世代が段階的に加齢して2040年には36・4%に達すると見込む。

 19年上半期に同本部が救急出動した内訳は「急病」が1325件で全体の65%を占め、2年前の同期と比べて143件の増。傷病程度別の搬送人数では、3週間未満の入院が必要となる「中等症」が925件で2年前から176件も増えている。同本部はいずれも高齢者が多いと見ており、急病やけがは加齢で重症化しやすいとして素早い通報を呼び掛ける。

 一方で、救急搬送の必要性が低かった「軽症」は852件で前年同期から26件減った。同本部は「119番」の適正利用を促し、市の健康相談「さんだ健康相談ダイヤル24」の周知も図っている。出動態勢の限界にも理解を求めつつ「必要だと思ったらためらわずに通報してほしい」としている。

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