三田

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生徒と円陣を組む小林祐梨子さん=長坂中学校 
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生徒と円陣を組む小林祐梨子さん=長坂中学校 

 2020年の東京五輪・パラリンピックを前に、子どもがアスリートと関わる機会を設ける兵庫県三田市の「スポーツ夢プロジェクト」が5日、長坂中学校(長坂)で始まった。08年の北京五輪日本代表で陸上女子1500メートル日本記録保持者の小林祐梨子さんが講師として訪れ、2年生30人と一緒に「だるまさんが転んだ」や駆けっこを楽しみながら知恵を出しあう面白さを伝え、夢を持つ大切さを語った。(門田晋一)

 市によると、市内の小学5年生と中学2年生で「運動・スポーツをすることが好き」と答えたのは16年時点で91%、85%。市は18年3月に「スポーツ振興基本計画」を改定し、22年までに93%、88%に引き上げることを目標に掲げた。

 同プロジェクトは基本計画の一環で、本年度予算に51万円を計上した。トップ選手との交流イベントを今後3年間で少なくとも5回開き、スポーツ人口の増加とアスリートの育成にもつなげたいという。

 小林さんは冬の「三田国際マスターズマラソン」で2年続けてゲストランナーを務めるという縁もあり、トップアスリートの全国派遣事業を手掛ける日本サッカー協会の協力を得て市が実現させた。

 「だるまさんが転んだ」は、鬼役のスタッフがボールを手放した瞬間だけ、生徒たちが動けるという設定。小林さんは「ちゃんと見て動こう!」と呼び掛け、失敗するたびに反省点を話し合った。駆けっこでは足の速いスタッフを1位にさせないように生徒数人で進路を防ぐなど、みんなと戦略を練った。

 その後、教室では選手時代を振り返った。五輪出場などの目標は紙に書いて意識を高め、けがも乗り越えてきたとし、生徒たちに「自分がやりたいことをかなえるには、まず自分と向き合って」と呼び掛けた。

 女子生徒(13)は「英語教師という目標に勇気をもらった」と話した。

■三田ゆかりのスポーツ選手 競技別ではサッカーが最多、岡崎慎司選手ら9人

 東京五輪が近づき、市民にもスポーツへの関心が高まる。三田市にゆかりのある有名スポーツ選手はどれくらいいるのだろうか。

 市に聞くと、競技別ではサッカーが最も多く、少なくとも9選手が国内外でプレーしている。岡崎慎司選手はドイツ、イングランドで活躍し、ワールドカップには3回出場した。ほかにも小川慶治朗選手(ヴィッセル神戸)や江坂任選手(柏レイソル)、柳川雅樹氏(元Jリーガー、市スポーツアドバイザー)がいる。

 五輪・パラリンピックには2000年以降、岡崎選手のほか5人が出場している。水泳の山田拓朗選手は、04年アテネパラリンピックから4大会連続で出場し、16年リオ大会では日本新記録で銅メダルを獲得。斉藤晃司氏は00年シドニー大会の400メートルリレーで銀メダルに輝くなど、障害を持つ人たちも活躍している。

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