三田

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ひなに餌を与えるために巣に戻ったツバメ=JR三田駅
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ひなに餌を与えるために巣に戻ったツバメ=JR三田駅
稲刈り後の田んぼ上空を飛ぶコシアカツバメ=2018年9月、志手原
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稲刈り後の田んぼ上空を飛ぶコシアカツバメ=2018年9月、志手原
一見するとスズメにも間違えかねないイワツバメ(三田野鳥の会提供)
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一見するとスズメにも間違えかねないイワツバメ(三田野鳥の会提供)

 兵庫県三田市内でもツバメが繁殖期を迎え、親鳥たちはひなへの餌運びに大忙しだ。JR三田駅構内にできた巣を見ると、タキシードに似た真っ黒い姿は、いつもスマートで格好がいい。しかし、そんなおしゃれはワンパターンとは限らない。市内には、いでたちの異なる「3種類」のツバメがいて、それぞれを観察しやすい土地の条件に恵まれているのだという。(門田晋一)

 「あのえんび服がポピュラーすぎて、他が知られていないだけなんです」

 県立人と自然の博物館の布野隆之研究員(42)=鳥類学=によると、おなじみの「ツバメ」は主に平野部にいて家の軒先に巣をつくるが、別の2種類は生息地が異なるという。

 一つは腰部分が赤い「コシアカツバメ」で、多くは標高のある地に巣をつくり、市内でも高層マンションや市北部に生息している。

 もう一つは「イワツバメ」。こちらは腰や腹の部分が白く、武庫川を中心に橋の下などに群れで巣を構えるのが特徴という。

 ただ、どれも田んぼや畑で餌を取るのは同じ。「市域に田畑が多く、平野と丘陵地、河川が混在する三田は3種類とも観察しやすい」と太鼓判を押す。

 さて、三田野鳥の会の久後英世さん(57)に写真を見せてもらって驚いた。コシアカツバメは記者も以前に撮影していて、カメラを向けた動機は「大きいツバメがいるなあ」と。一方のイワツバメも見覚えがあったが、正直、白くてツバメとは思わなかった。

 久後さんは「どれも農作物への害虫を食べる『益鳥』に違いありません」と話す。

■市内のツバメの見分け方

<ツバメ>尾が長く、体長は約17センチ。家の軒下などにおわん型の巣を作る。

<コシアカツバメ>名前通り腰が赤い。ツバメよりも体が一回り大きく、尾が太いのが特徴で、高い場所にとっくり型の巣を作る。

<イワツバメ>腰や腹が白色で、ツバメよりも体が小さく尾は短い。山地や海岸の崖地や洞窟のほか、市街地では橋や建物などの人工物につぼのような巣を構える。

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