三田

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城谷節消防署長にインタビューする藤原孝行君(左)と三輪桜河君=市消防本部
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城谷節消防署長にインタビューする藤原孝行君(左)と三輪桜河君=市消防本部
城谷節署長
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城谷節署長

 トライやる・ウィーク4日目の6日、八景中2年の藤原孝行君(13)と三輪桜河君(14)は、三田市消防本部(兵庫県三田市下深田)の城谷節消防署長(56)へのインタビューに挑戦した。

 「1人10個ずつは質問を考えておいてね」。前日に私が求めた宿題に応えて本番に臨んだ2人。早速、真剣な表情で繰り出した。

 「消防に入った理由は」「通報が多い時期はいつごろですか」…。だが、持ち時間は1時間。質問はあっという間に底をついた。

 続く長い沈黙-。「気になった言葉を深してみて」と声を掛けると、2人はノートをめくり直した。すると、「これまで大変だった仕事は」と聞いて、阪神・淡路大震災の話題を引っ張り出す。何度もうなずきつつ、徐々に会話を楽しみながら取材ができるようになってきた。

 「10個の質問で乗り切れると思ったけど全く足りなかった」と三輪君。藤原君は「事前に質問を用意した上で、取材中に話題を深掘りすることが大切だと分かった」と話した。

 インタビュー後は指令室を見学。さらにはトライやる-で“入隊中”の級友らが取り組む人命救助訓練も取材して写真を撮った。(門田晋一)

■トライやる記者のインタビュー内容

 (三輪)この仕事を選んだ理由と、やりがいは?

 「剣道をしていたので体を動かしたくて、人に喜んでもらえる仕事がしたかったんです。消火も救助も『少し待って』と言えない大変さがある。でも人を助ける達成感があるし、お礼を言われるとうれしいです」

 (藤原)これまでに大変だった仕事は何ですか。

 「やっぱり阪神・淡路大震災。出動した神戸市長田区は火災がひどくて、消防の力が負けてしまうかもしれないと思いました。必死で消火活動をしたけど、食糧品や資機材も足りなくて苦労した。備えを手厚くする必要を感じました」

 (同)東日本大震災は?

 「被災地に救急隊を派遣しました。私は阪神・淡路で現場だったけど、指令を出す立場になって隊員の無事を祈りましたね。隊員をねぎらいつつ、必要なものを聞くのが大変でした」

 (三輪)消防署にはどれくらいの人がいて、入ってすぐは何をするんですか。

 「消防署は今、18~57歳の113人がいます。18歳は三木市にある消防学校で勉強した後で戻ってきます。体力づくりは勤務外にもしますよ。あと、消防団には704人がいます」

 (同)消防署と消防団って何が違うんですか?

 「署はその仕事を専門としていて、団は他に仕事を持っている。団はいざという時に働いてくれます」

 (藤原)出動の多い季節や時間はあるんですか。

 「火の扱いが増える冬は若干多い傾向にあります。時間は午後7時から夜間に急病患者が増えがち。それと火を扱う食事時ですね」

 (三輪)通報は?

 「夏は特に熱中症が多くて、今年も既に6件もありました。時間はやっぱり人がたくさん動く午前8~9時、午後5~7時ですね」

 (藤原)消防士で『やっていはいけない』ことは?

 「人の命を救うのに自分が命を失っては意味がない。自分の命を粗末にすることは絶対に許されません」

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