三田

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 1970年代以降、官民が競って開設してきた関西各地のハナショウブ園は、維持管理にかかる費用の高さから経営難に陥るケースが目立っている。

 和田さんらによると、正式な統計はないが、ハナショウブを観賞用に扱う施設は全国に約200あり、ここ20年間で大阪や兵庫県の播州地方などで少なくとも十数施設が閉鎖したという。永沢寺の花しょうぶ園から株分けした大阪府高槻市の高槻花しょうぶ園も2008年に廃業した。

 兵庫県宍粟市山崎町の播州山崎花菖蒲園も今年3月、40年の歴史に幕を閉じた。1979年に関西電力の子会社がオープンさせたが、2004年に会社統合で事業から撤退。地元住民らがNPO法人を立ち上げて事業を引き継ぐも、思うように委託先が見つからずに17年から休園していた。

 「ハナショウブは管理費用が高く1年間に2千万円の赤字が出ていた」とNPOの担当者。「再開を模索してきたがかなわなかった」と悔しさをにじませた。(門田晋一)

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