三田

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ひょっとこ口の面など、手間ひまかけた能面を披露するメンバー=三田市立図書館
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ひょっとこ口の面など、手間ひまかけた能面を披露するメンバー=三田市立図書館

 不気味な笑いを浮かべる女性に、牙をむき出しにした獅子…。能や狂言の舞台に使われる「能面」が並ぶ作品展が、兵庫県三田市南が丘2の市立図書館で開かれている。三田能面美術クラブが企画し、ヒノキの角材を手彫りして表情を浮かび上がらせた48点が並ぶ。5月7日まで。

 1989年に設立したクラブは、三田や神戸、篠山市などの10人が所属する。月3回、さんだ市民センター(三田町)で講師の桜井光昭さん(71)=神戸市北区=に教わっている。

 能面は、能楽が大成した室町時代から作られるようになったとされる。紙でつくった顔の型を基本に木材を彫刻刀で削り、立体感が出るように顔料で色を付ける。目や牙に真ちゅうを埋め込んだり、髪やひげを麻で表現したりすることで、特有の風合いが生まれる。

 夫の不倫に恨みやつらみを抱えた女面は悲壮感が漂い、怨霊となった鬼の面は泣き、怒りの形相で復讐の気持ちを表現している。桜井さんによるとシンプルな無表情の面が意外と難しいといい、「目の太さや目尻の下がり具合、眉の角度など1ミリのずれで印象が変わる。奥深い世界を味わって」と語る。

 無料。午前9時~午後8時(最終日は正午まで)。(山脇未菜美)

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