三木

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木の枝に産み付けられた泡のような卵塊=三木山森林公園
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木の枝に産み付けられた泡のような卵塊=三木山森林公園

 昭和30年代の里山環境を復元しようと職員らが立ち上がった三木山森林公園(兵庫県三木市)。外来種を駆除し、芝生広場をかつての草原に戻す取り組みなどが奏功し、カヤネズミやニホンアカガエルといった多様な生物が定着した。四季折々の原風景にいぶく命をファインダー越しに紹介する。

■水辺の木の枝 白い卵塊

 三木山森林公園(三木市福井)の池に、水辺にかかるように伸びる木の枝にふわふわとした白い塊が現れる。正体は、木の上で過ごすモリアオガエルが産み付けた卵だ。

 モリアオガエルの卵は、毎年5月の大型連休前から7月上旬ごろまで見られる。オタマジャクシは卵の塊の中でかえると自らの重みで水辺に落ちるという。

 「卵塊からオタマジャクシが落ちる瞬間を狙い、魚が口を開けて待っていることも」と話すのは、同公園樹木医の梅木伸一郎さん(67)。

 生まれて間もなく弱肉強食の世界に放たれる小さな命だが、カエルに育てば昆虫やクモを殺す捕食者になる。「食う」「食われる」の関係なしに命は次代に紡がれない。(大橋凜太郎)

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