三木

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地元で練習に励む中田美優さん=三木市志染町三津田、三木総合防災公園
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地元で練習に励む中田美優さん=三木市志染町三津田、三木総合防災公園

 三木高校(兵庫県三木市)出身で立命館大陸上競技部4年の中田美優(みゆう)さん(21)が、冬季の駅伝大会を見据えて練習に励んでいる。けがに泣いた昨年は「チームのために」と裏方に徹した。走者として健闘を誓う今年は、春休みを地元三木で過ごし、走り込みを重ねて再起を図る。(大橋凜太郎)

 中田さんは三木高校で本格的に陸上を始め、エースとして活躍。県駅伝では3年連続1区を任され近畿駅伝出場の原動力となった。

 大学進学後は名門の練習量やストイックさに圧倒され、競技をやめることも頭をよぎったが「今まで支えてくれた人の顔に泥は塗れない」と踏みとどまった。2年生の秋に全日本大学女子駅伝で4区を任されると、区間賞に輝く走りで全国デビューを飾った。

 憧れの舞台で力を出し切ったが、痛みをかばいながらの好走だった。その後、症状は悪化し、3年生の春以降は公式大会への出場を見送って治療に専念した。

 治療期間はスケジュール管理やバスの手配など選手を支える仕事に徹し「走る以外にもチームに貢献できることがある」との思いを強めた。同時期に自転車型トレーニング器具やプールで心肺機能を強化し、本格的な練習再開に備えた。

 既に完治しているが、けがの予防も兼ね、春休みは信頼を寄せるはり師がいる地元で過ごす。朝と夕方を練習時間に決め、1日20~30キロを目安に走破。膝から下の筋肉に負担が掛かるフォームを見直し、太もも周辺も含めて筋肉を大きく使えるようになった。

 実業団に進む意志はなく、競技人生最後の年で完全燃焼するつもりだ。度重なる苦難を乗り越えた不屈のランナーは「主要区間を任されるような実力を付け、チームを日本一に導く」と覚悟を決めている。

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