三木

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青空を背景に白い花を咲かせる桜=志染の石室付近
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青空を背景に白い花を咲かせる桜=志染の石室付近
「今年も無事に咲いた」と見上げるうすずみ桜想会のメンバー=志染の石室付近
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「今年も無事に咲いた」と見上げるうすずみ桜想会のメンバー=志染の石室付近

 兵庫県三木市志染町窟屋の史跡「志染の石室」近くの斜面で淡墨桜が見頃を迎えている。淡いピンクのつぼみが、満開時には白色に、散り際には淡い墨色に変化することから名付けられた淡墨桜。手入れなどを続けてきた市民らは「大事に育ててきた桜を多くの人に見てほしい」と呼び掛けている。

 志染の石室は、約1600年前に2人の皇子が継承争いから逃れ、一時隠れ住んだという伝承が残る。淡墨桜は、岐阜県本巣市にある樹齢1500年余りの一本桜(エドヒガンの一種)で、2人の皇子とゆかりのある継体天皇が植えたとされる。

 桜はこの経緯を知った市民グループ「うすずみ桜想会」の西山丹子会長(75)=三木市=が、本巣市の住民が育てた苗木を譲り受け、2004年に市制50周年を記念して植樹。平均年齢70代の会員が月1回、草刈りや枝切りをして大切に見守ってきた。

 桜の木が枯れたり、18年の西日本豪雨で土砂崩れが起きたりして、一部の木を失ったことも。会員の高齢化や担い手不足といった課題もある。それでも斜面に根付く15本は、今年も3月中旬に開花し始めた。

 西山会長は「私たちがいつまで世話をできるか分からないが、このまま毎年咲き続けてほしい。青空に淡い白が映えて今年もきれいね」と笑顔で話した。(篠原拓真)

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