三木

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書や水墨、墨彩を出品した宮田雲鶴さん=堀光美術館
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書や水墨、墨彩を出品した宮田雲鶴さん=堀光美術館

 兵庫県三木市の宮田雲鶴(本名・芳数)さん(71)の個展が11日、堀光美術館(同市上の丸町)で始まった。色紙から全紙サイズまでの書や水墨、墨彩画計71点が並ぶ。26日まで。(大橋凜太郎)

 宮田さんが本格的に書に親しむようになったのは、社会人になってから。刻印所勤務の傍ら、同県西脇市出身の書家、故・村上白山さんに師事した。さらに、50代で訪ねた、台湾の水墨画家劉素真さんの個展では、作品に感銘を受けたあまり、その場で弟子入りを志願。約10年、指導を受けた。余白の生かし方に目を向けるようになるなど、水墨を学んだ経験は、書の作風にも影響を与えた。

 近年は、自宅で作品を手掛け、所属する市美術協会の展示会で発表する。仲間の会員の作品を見て学び、創作意欲もかき立てられている。制作中は無心といい、数時間、墨をすった後、書なら1分ほどで一気に書き上げる。「神の手のようなものに動かされている感覚。二度と同じものは書けない」と語る。

 自身初となる個展には、渦潮のような形の「潮」や、昇る竜を表現した「龍雲」などの書を出品。水墨と墨彩の作品は、本に載るなどした風景写真を参考にしており、山、波打ち際、滝などを題材に選んだ。赤い画仙紙にユリを描いた華やかな作品もある。

 宮田さんは「それぞれの感性で、見たままを楽しんでほしい」と話していた。 入場無料。午前10時~午後5時。14、20日休み。堀光美術館TEL0794・82・9945

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