三木

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母校の星陽中で講演した女子プロゴルファー沢井瞳=2019年2月、同校
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母校の星陽中で講演した女子プロゴルファー沢井瞳=2019年2月、同校
事前合宿に訪れたネパール・テコンドー代表のパレシャ・ガバルダン=2019年8月、三木ホースランドパーク
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事前合宿に訪れたネパール・テコンドー代表のパレシャ・ガバルダン=2019年8月、三木ホースランドパーク
ちぎり絵展に出品した95歳の浜トメ子さん=2019年11月、さんさんギャラリーオアシス
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ちぎり絵展に出品した95歳の浜トメ子さん=2019年11月、さんさんギャラリーオアシス
園児に剣道の所作を教える戸田明儀さん=5月、三木市大村、エンゼル認定こども園
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園児に剣道の所作を教える戸田明儀さん=5月、三木市大村、エンゼル認定こども園
闘病を乗り越えて挙式したブラジル人のフェレイラ・ポリカルポ・ロビンソンさん(左)と妻ジェッシカさん=12月、三木市本町2、大宮八幡宮
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闘病を乗り越えて挙式したブラジル人のフェレイラ・ポリカルポ・ロビンソンさん(左)と妻ジェッシカさん=12月、三木市本町2、大宮八幡宮

 2019年も残りあと1日。神戸新聞三木版でもこの1年間、幅広い活動で紙面を彩った市民や選手らが、心を打つ数多くの言葉を残した。生きざまをも映し出す名言を、いま一度取り上げる。(年齢などは掲載当時)

 百戦錬磨のスポーツ選手の語り口は、力強かった。2月、兵庫県三木市出身の女子プロゴルファー沢井瞳(28)は、母校星陽中での講演で「自分が選んだ道は、後ろを振り向かなければすべて正解。その道を選んだから今の自分があるとプラスに考えないと」と説いた。6月、同県小野市出身で北京五輪代表の元陸上選手、小林祐梨子さん(30)は、みなぎ台小で児童らに向け「辞めたくなかったのは姉に支えられたから。誰かのために-と思える気持ちは大きな力を生む」と語った。

 東京五輪・パラリンピックに向け、市内で合宿をした海外の代表選手もメッセージを残した。4月のイベントで、フランス陸上代表のパスカル・マルティノラガルド(27)は、子どもたちに「続けていればいつかチャンピオンになれるかもしれない。競技場で会おう」とエール。8月、ネパール・テコンドー代表のパレシャ・ガバルダン(16)は「ネパールと三木のためにメダルを持ち帰りたい」と決意を込めた。

 近年多発する災害に備え、肝に銘じたい言葉があった。昨夏に東日本大震災被災地を訪れた三木北高校の水池雅さんは、児童の遺族から話を聞き「今生きている世界は、亡くなった人が生きたかった世界-という言葉が心に残った」。2月に市内であった「ひょうご防災リーダー講座」で、東京大大学院の広井悠准教授は「人間はつらいことを忘れる。教訓を形に残す行動を」と啓発した。

 各展示会では、作者の懸ける思いが発言ににじんだ。三木市の画家木下至弘さん(36)は、3月に堀光美術館で初の個展を開き「物や人に宿る美しさを見つけ、対象に感動したいと思って描いている」。11月、市内の介護老人保健施設利用者らのちぎり絵展では、出品した浜トメ子さん(95)が「同年代の人も『年だから』なんて思わないでいろんなことに挑戦して」と語った。

 訃報に際し、向けられた感謝の思いも。5月、三木市の元市長加古房夫氏が死去し、元助役の高畠末暢さん(85)は「兄貴のような存在。人生で一番いい出会いだった」と回顧した。

 子どもの可能性を語ったベテラン指導者の言葉は、重みがあった。市内のこども園で約10年前から園児に剣道を教える戸田明儀さん(72)は「今の子どもは駄目と言う人もいるが、大人が教えていないだけ。やればできる子が多い」。市軟式少年野球協会会長の鶴目充さん(68)は「どの子にも光るものがある。それを引っ張り出してあげないと」と力説した。

 苦しみを経て生まれた前向きな言葉もある。10月の大宮八幡宮秋祭りで、台風接近による夜宮中止の後、昼宮で屋台を巡行した下町地区の丸本恭平さん(28)は「感謝の気持ちと決意を2日分込め、いい宮入りができた」。旧玉置家住宅などで今月にあった「古民家ウエディング」では、がんとの闘病を乗り越えたフェレイラ・ポリカルポ・ロビンソンさん(35)=三木市=が妻と再び挙式。「諦めかけたこともあったが、一番大切な家族がいたから頑張れた」と感慨を込めた。(まとめ・井川朋宏)

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