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時計2019/12/24 05:30神戸新聞NEXT

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鮮やかな赤色の実をつけるガマズミ=三木山森林公園
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鮮やかな赤色の実をつけるガマズミ=三木山森林公園

 昭和30年代の里山環境を復元しようと職員らが立ち上がった三木山森林公園(兵庫県三木市)。外来種を駆除し、芝生広場をかつての草原に戻す取り組みなどが奏功し、カヤネズミやニホンアカガエルといった多様な生物が定着した。四季折々の原風景にいぶく命をファインダー越しに紹介する。

■鳥が紡ぐ次世代の命

 三木山森林公園(三木市福井)の下池近く。木々の間からうっすら差し込む日差しがつやのある実を照らす。初夏に白い花を咲かせるガマズミは、秋になると赤い実をつける。

 樹木医、梅木伸一郎さん(66)によると、その果肉には発芽を抑制する物質が含まれており、鳥に食べられることが前提になっているそうだ。果肉が消化されて種だけになると、ふんと一緒に落とされて芽を出すという。

 「仲間をなるべく広範囲に分散させる狙いがある」と梅木さん。12月上旬に観察すると、ほとんどの実が食べられていた。公園内のガマズミもまた、遠く離れた地から紡がれてきた命。次はどこで芽吹くのだろう。(大橋凜太郎)

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