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三木市総合防災訓練で、非常用持ち出し袋を参加者に手渡すオン・シミンさん(手前左から2人目)=三木山総合公園
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三木市総合防災訓練で、非常用持ち出し袋を参加者に手渡すオン・シミンさん(手前左から2人目)=三木山総合公園

 関西国際大学教育学部4年生でシンガポール出身の防災士、オン・シミンさん(27)=兵庫県西宮市=が、県内の防災訓練に積極的に参加している。9月29日には三木市福井の三木山総合公園であった市総合防災訓練に、同大学の学生4人と参加。増える外国人の災害時対応に課題を感じ、防災意識の向上を目指している。(井川朋宏)

 オンさんは2014年に来日し、日本語学校へ2年間通った後、公用語の英語を教える道を目指して16年春に同大学へ入学した。17年度には、学部内最上位として学長賞を受けるほど勉学に打ち込んでいる。

 昨年1月17日、阪神・淡路大震災の関連行事に参加した帰路で、近くを歩いていた高齢男性が体調不良になって119番した。消防職員の迅速な処置に「てきぱきと対応する姿が心に響いた」。消防に興味を持つと同時に、防災にも目を向けるようになった。

 昨夏以降に尼崎、芦屋、西宮市などの防災訓練に参加。東北や九州の消防署、防災センターも見学した。今年2月には同大学で集中講義を受け、防災士の試験に合格。6月には応急手当普及員の資格も得た。

 同大学の防災士でつくるサークル「クイス・ボウサイ」のメンバーとして現在、応急手当のパンフレットを日本語、英語、中国語の3カ国語で作成中という。

 三木市総合防災訓練では、大地震を想定し、倒壊した家屋から負傷者を搬送する役割を担った。オンさんは「外国人は災害時に何が起きたか分からない。災害時にはどうすればいいか、外国人に役立つことを伝えたい」と志を語った。

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