三木

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ライトを当てて明るさを確認する小西イサオ監督(中央)ら制作陣=三木市本町2、大宮八幡宮
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ライトを当てて明るさを確認する小西イサオ監督(中央)ら制作陣=三木市本町2、大宮八幡宮
みこ姿の主役高井佑美さんが、「神鉄」と刺しゅうされた特製お守りを手渡す場面=三木市本町2、大宮八幡宮
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みこ姿の主役高井佑美さんが、「神鉄」と刺しゅうされた特製お守りを手渡す場面=三木市本町2、大宮八幡宮
階段を勢いよく駆け上がるシーンを演じる柳瀬慧明君=三木市本町2、大宮八幡宮
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階段を勢いよく駆け上がるシーンを演じる柳瀬慧明君=三木市本町2、大宮八幡宮
撮影の合間に談笑するエキストラら出演者=三木市本町2、大宮八幡宮
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撮影の合間に談笑するエキストラら出演者=三木市本町2、大宮八幡宮

 神戸電鉄粟生線の存続をテーマにした映画「神さま、わたしの鉄道をまもって。~三木の紅龍伝説~」のロケが、来春の公開に向けて兵庫県三木市内を中心に行われている。後半戦に入った1日、大宮八幡宮(三木市本町2)であった撮影現場に記者が密着した。そこには、度重なるハプニングにもめげず、粘り強くワンカットに懸ける制作陣の姿があった。(井川朋宏)

 ◆午前8時半

 時折雨が降り、蒸し蒸しとする境内。ちょうど地元住民が秋祭りの準備に集まり、にぎやかだった。

 早速、不測の事態が発生。出演予定だった男性役者の姿がない。慌ただしく小西イサオ監督(51)が携帯電話で連絡。日程を誤って把握していたといい、すぐに現場に向かってもらうことに。スタッフは、エキストラら約10人に「水分補給をし、絶対に無理をしないように」と呼び掛けた。

 ◆午前9時

 社務所に、「龍神神社」宮司の一人娘を演じる主役の高井佑美さん(24)がみこ姿で座って待った。屋内から高井さんに向けてライトを当て、明るさを確認。さらに大きな円形のレフ板を用意し、光が反射する角度を調整した。小雨がぱらつく中、小西監督が「じゃあ本番いきまーす」

 参拝者役の女性が「鉄道お守りってありますか」と尋ね、高井さんが「こちらでございます」と、「神鉄」と刺しゅうされた特製のお守りを手渡した。背景となる境内ではエキストラの親子らが歩いた。

 続いてラジオ関西アナウンサーの津田明日香さん(24)が、別の参拝者役として登場。祈祷の申し込みをする場面で、小西監督は「問題解決後のハッピーなシーンなので、期待に胸を膨らませるように演じてください」と要望した。

 ◆午前10時

 徐々に気温が上がる。高井さんは、演技の合間に手持ちの小型扇風機を顔に当て、スタッフに髪をくしで整えてもらう。

 撮影中、境内に止められた車のエンジン音が響いて中断した。1台が出て行くと、今度は別の1台が来て再び音が続く。その間、出演者らは我慢強く待機。訪れた参拝客には、スタッフが映画のチラシを手渡して理解を求めた。

 ようやく撮影が再開した直後、「止めまーす」と小西監督。エキストラ参加者の話し声が入ってしまい「ちょっとお静かにお願いします」と注意した。

 ◆午前11時

 終盤、神戸市立塩屋小学校4年の柳瀬慧明君が登場。勢いよく階段を駆け上がり、高井さんと対面し「電車の神さま!」と声を上げ、電車の模型を受け取る。懸命に演じる中、カメラ目線になったり、汗が目立ったりして数回NGとなったが、スタッフや出演者から自然と笑みがこぼれ、場の雰囲気が和んだ。

 ◆午後0時20分

 ロケが終了し、高井さんら出演者、スタッフが全員で記念撮影した。エキストラを務めた三樹小学校5年の小泉慶和君は「暑かったけど楽しめた」といい、母の由紀子さん(52)=三木市=も「緊張感があって貴重な体験ができた。作品をぜひ見たい」と語った。

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