三木

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誓いの言葉を述べる木南貴之さん(手前左)とアレクサンドラさん(同右)夫妻=三木市本町2、旧玉置家住宅
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誓いの言葉を述べる木南貴之さん(手前左)とアレクサンドラさん(同右)夫妻=三木市本町2、旧玉置家住宅
花びらやシャボン玉で新郎新婦を祝福する参列者ら=三木市本町2、旧玉置家住宅
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花びらやシャボン玉で新郎新婦を祝福する参列者ら=三木市本町2、旧玉置家住宅
予告なしにダンスを披露し、盛り上げた学生=三木市本町2、旧玉置家住宅
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予告なしにダンスを披露し、盛り上げた学生=三木市本町2、旧玉置家住宅
外庭の縁日コーナーで学生らと楽しむ子ども=三木市本町2、旧玉置家住宅
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外庭の縁日コーナーで学生らと楽しむ子ども=三木市本町2、旧玉置家住宅

 兵庫県三木市本町2、国登録有形文化財の旧玉置家住宅で、国際結婚のカップルが挙式する「古民家ウエディング」があった。関西国際大学尼崎キャンパス(同県尼崎市)の同好会「ウエディングラボ」の女子学生約30人が主に運営。伝統的な建物を活用し、手作りの結婚式を挙げた新郎新婦を、家族や友人ら参列者約30人が祝福した。(井川朋宏)

 江戸時代後期に切手会所(現在の銀行)として開設された後、明治時代に近くの雲龍寺の元僧侶が玉置姓を名乗って家屋を受け継いだ。挙式は三木市と市観光協会が、外国人の誘客策として初めて企画。負担は飲食費など一部の経費に限られ、会場や挙式の費用は無償とした。

 神戸市垂水区に住む新郎新婦は、兵庫県立美術館で所蔵品の保存修復を担う嘱託員木南貴之さん(33)と、ポーランド人の大学院生アレクサンドラさん(25)。木南さんが絵画の修復技術を習得するため同国を訪れた3年前、日本語を学んでいたアレクサンドラさんと出会って意気投合。今年4月に婚姻届を出し、和風の結婚式や学生の運営に引かれて応募したという。

 会場は16畳の離れ座敷に祭壇が用意され、参列者が正座。午後6時ごろ、2人は紋付き羽織はかまと色打ち掛けで入場した。神前結婚の形式で、大宮八幡宮(三木市本町2)の権禰宜、青山裕人さん(30)がおはらいや祝詞奏上を執り行った。2人は大中小の杯を繰り返し口にした。

 座敷から出た木南夫妻が歩き出すと、待ち構えた参列者や学生が、花びらやシャボン玉で祝福。日が暮れた外庭はちょうちんで彩られ、スーパーボウルすくいや駄菓子といった縁日が演出された。サプライズで、ヒット曲「夏祭り」が流れると、学生らが笑顔で一斉に踊り出す一幕もあった。

 木南さんは「すてきな式にしてもらった。雰囲気が良く、気持ちが引き締まった」と感動していた。アレクサンドラさんも「日本の文化を味わえてとても面白かった」とほほ笑んだ。

 7月から準備し、打ち合わせを重ねた運営のリーダー、関西国際大経営学部3年の渡瀬瑞季さん(21)は「学生同士の連携が難しく不安もあったけど、力を合わせてつくり上げ、喜んでもらえて満足」と感無量の様子。12月中旬にも同じ会場で挙式を企画しており、新たに1組を募るという。

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