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3代目千代鶴貞秀を襲名した森田直樹さん(左)に言葉を贈る2代目の神吉岩雄さん=小野市黒川町
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3代目千代鶴貞秀を襲名した森田直樹さん(左)に言葉を贈る2代目の神吉岩雄さん=小野市黒川町

 国指定伝統的工芸品の播州三木打刃物を作る伝統工芸士森田直樹さん(40)=兵庫県小野市=が9日、鉋鍛冶・千代鶴貞秀の3代目を襲名した。小野市黒川町で開かれた式典では、関係者ら約30人から祝福を受け、「15年間、師匠の薫陶を受け、歴史や技を知るほど襲名は重いと感じた。名前に恥じることなくいいものを作っていきたい」と決意を語った。

 岐阜県関市出身の森田さんは玉川大学(東京)で彫刻を専攻した。卒業後に鍛冶職人を志し、2004年、2代目千代鶴貞秀の神吉岩雄さん(74)=小野市=に弟子入り。三木市福井3の工房を拠点に、鉋や小刀を製作している。

 式典では、初代から関係を続ける卸問屋「黒田清右衛門商店」(同市本町2)の黒田泰義社長(50)から「これからも使う人の気持ちになり、世界に名をとどろかせるような製品を作ってほしい」と祝辞が贈られ、2代目から3代目に「襲名証」の額が手渡されると、大きな拍手がわいた。

 29年前に父親から継いだ神吉さんは、自身が心掛けたことわざ「青は藍より出でて藍より青し」の精神を掲げ、「ますます繁栄していくことを願う」と3代目の背中を押した。(井川朋宏)

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