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無人の教室から、それぞれの自宅にいる生徒に向けて行われるオンライン授業=神戸市灘区深田町4、若松塾六甲道校
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無人の教室から、それぞれの自宅にいる生徒に向けて行われるオンライン授業=神戸市灘区深田町4、若松塾六甲道校

 新型コロナウイルスの感染拡大によって兵庫県内の大半の学校で休校措置が続く中、学習塾のオンライン授業を希望して受講する小中学生が増え始めた。学校は教材を配るなどして休み中の家庭学習を支えようと苦心するが、不安を抱える保護者と子どもは多い。神戸市の学習塾関係者は「全ては補えないが、少しでも子どもの学びに貢献したい」と話す。(西竹唯太朗)

 神戸、明石市などの県内24カ所で学習塾を展開する「若松塾」(神戸市須磨区)は既に、4月から受講生を対象にオンライン授業を導入。さらに、4月30日からは受講生以外が無料でオンライン授業を受けられる「ゴールデンウィーク講習」を開催した。

 当初見込んだ最大400人を上回り、小学4年~中学3年の希望者は約530人に。4月30日と5月4日からそれぞれ3日間の授業を2回行うつもりだったが、急きょ5月11日から3日間の講習も追加した。

 「勉強に苦労している子どもに、短期間でも学びの場を」と企画された授業は、小学生が算数と国語、中学生が数学と英語の2科目ずつ。3日間で要点をまとめて指導した。小学5年の次男が参加した須磨区の主婦(43)は「対面での授業は久々でうれしそうに授業内容を報告してきた。分からないことをすぐに聞けるのもいいところ」と話し、今後の受講も考える。

 同じく臨時休校を受けて、学習塾「エディック」を運営する創造学園(同市中央区)も2月末からオンライン授業を続ける。在籍する児童生徒の兄弟ら小学4年~中学2年を対象に、5月に有料のオンライン体験授業を企画したところ、200人以上が申し込み、需要の大きさに驚いたという。

 休校が長引くようであれば、オンライン授業に限った新規入塾生の募集も視野に入る。しかし、外出の自粛で入塾試験を受けに行けなかったり、講師が生徒と面談できなかったりと課題もある。同学園の木谷亮太執行役員(39)は「全く関係性がない状態からの授業となれば、指導が行き渡りにくくなる可能性があり、慎重に検討したい」としている。

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