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不要不急の119番を減らすため、垂水消防署舞子出張所が考案したチラシ=神戸市垂水区舞子台3
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不要不急の119番を減らすため、垂水消防署舞子出張所が考案したチラシ=神戸市垂水区舞子台3

 台風や大雨などで災害が発生しやすい季節を前に、垂水消防署舞子出張所(神戸市垂水区)が独自に過去の119番通報の内容を調べたところ、住民自身で対応や予防が可能になるケースが約6割に上ることが分かった。同署は、不要不急の通報を減らして災害対応を効率化しようと、チラシなどを作成して住民に協力を求めている。(小谷千穂)

 2018年7~9月の垂水区内の通報件数のうち、西日本豪雨などに見舞われた7日間では計136件。1日では最大45件の通報があった。

 通報内容を見ると、対応に急を要する「がけ崩れや土砂崩れ」が24件(18%)、道路の浸水や倒木などの「その他」が29件(21%)で計約4割を占めた。

 一方、誤作動を住民らが通報した「自動火災報知器の鳴動」は52件(38%)、強風対策が不十分だったとみられる「フェンスなどの破損や飛散」は31件(23%)で計約6割だった。

 舞子出張所ではこうした分析を元に、隊員が本来の災害対応に集中するため、不要不急の通報を控えてもらうよう呼び掛けるチラシを作成した。

 自動火災報知器については、鳴動した際に「本当に火災かどうかを現場で確認する」ことを要請。誤作動だった場合に、機器を復旧する方法も説明している。また、フェンスなどの破損や飛散の防止については、風に吹き飛ばされやすい物品をあらかじめロープなどで固定するか、室内に移すよう注意を促している。

 同署消防防災課の白坂浩明さん(36)は「通報する前に、市民一人一人ができることもある。事前の備えで不安な要素を取り除いてもらえれば」と話す。

 チラシは今後、同署のホームページや同区内のマンション掲示板、神戸市の広報誌での公開も予定しているという。

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