神戸

  • 印刷
手作り照明の作品を背に、著書を手にする橋田裕司さん=神戸市北区
拡大
手作り照明の作品を背に、著書を手にする橋田裕司さん=神戸市北区

 神戸・有馬(神戸市北区)で手作り照明の教室を開く照明デザイナーの橋田裕司(ひろし)さん(67)=大阪市東淀川区=が、暮らしに役立つ明かりの魅力を紹介する著書を出版した。「明かり一つで心豊かな空間を演出できる」と、教室で教えている作り方のほか、日常生活での幅広い活用法を提案している。(大森 武)

 橋田さんは照明器具メーカー勤務を経て、独立。1996年から手作り照明教室を始め、有馬のほか大阪や東京で主宰する。淀川キリスト教病院(同区)の全国初の「こどもホスピス」をはじめ、病院や福祉施設に受講生の作品を寄贈する「あかりバンク」の活動にも取り組んでいる。

 著書は「あかりの学校 心安らぐ手作りのあかり」と題し、身近な素材による照明づくりを詳しく解説。LED電球に和紙と針金でシェードを付けるランタンや、紙コップや牛乳パックを利用したユニークな作品などを紹介している。

 また、橋田さんは約20年前から、生活空間にほのかな明かりを取り入れて心を癒やす「ライトテラピー」を提唱。著書では、オレンジ系の柔らかい光がもたらすリラックス効果について概説し、室内に明かりを効果的に取り入れるテクニックを案内している。

 ほかに、リビングルームを在宅介護のためリノベーションし、自分で間接照明を制作するDIY(ドゥ・イット・ユアセルフ)術の事例も掲載。要介護者と介護者がともに過ごしやすい空間づくりを提案している。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、橋田さんも教室などの活動は、2カ月近く休止。緊急事態宣言は解除されても、外出自粛が求められる状況だけに、「ほのかな明かりは日常のストレスを和らげてくれる。気分が沈みがちな今こそ、明かりを意識した生活を取り入れてみてほしい」と話している。

 マール社刊。A5判160ページ。1870円。全国の書店、インターネット書店で発売中。

神戸の最新
もっと見る

天気(7月6日)

  • 25℃
  • 22℃
  • 90%

  • 29℃
  • 22℃
  • 70%

  • 26℃
  • 22℃
  • 90%

  • 25℃
  • 22℃
  • 90%

お知らせ