神戸

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ゲーム内に作られた校舎(牧山和生さん提供)
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ゲーム内に作られた校舎(牧山和生さん提供)
ゲーム内の教室。現実での生徒数に合わせて机や椅子も配置している
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ゲーム内の教室。現実での生徒数に合わせて机や椅子も配置している
正門から見た神戸高校の校舎=神戸市灘区
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正門から見た神戸高校の校舎=神戸市灘区
休校で生徒がいない教室=神戸市灘区
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休校で生徒がいない教室=神戸市灘区
(左)牧山和生さん(右)井埜昂介さん
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(左)牧山和生さん(右)井埜昂介さん

 仮想空間の中に学校を建てて登校したい-。新型コロナウイルス感染拡大に伴い休校が長期化する中、神戸高校(神戸市灘区)の男子生徒2人が、建物などを作る人気ゲーム「マインクラフト」を使い、外出自粛のストレス解消にあてている。もう少しで本校舎が完成する予定。計画的な息抜きで自宅学習もはかどっているという。(秋山亮太)

 同校3年の牧山和生さん(17)と井埜昂介さん(17)。外出自粛で友人らに会えず、休校中の課題や自習などで勉強漬けの日々にメリハリを付けようと、仮想空間での神戸高校の建築を始めた。

 マインクラフトは、立方体のブロックなどさまざまなアイテムを組み合わせ、建物などを自由に作ることができる。2人は多彩なアイテムを使いこなす「クリエイティブモード」で制作している。

 自分たちで撮った校内の写真やインターネットの画像を資料に、机と椅子を基準に教室や校舎の大きさを決定。4月8日から校舎作りが始まった。

 電話でやりとりしながらの作業で「コロナ禍で人に会えず気がめいりそうだったが、隣で一緒に遊べているようで楽しかった」と牧山さん。建築にあてる日は必ずそれぞれの勉強時間を達成することも定めている。1日10時間が目標という井埜さんは「単に10時間勉強するよりも集中して取り組めている」という。

 立方体を用いた制作は斜めの造形が難しく、組み合わせる場所がずれて最初から作り直した場所もあった。教室の机や椅子を在籍者の人数に合わせて配置したり、廊下の蛍光灯を似たデザインにしたりと細部にもこだわった。井埜さんは「自分たちで作ったのか、と思えるほど出来は上々」と笑う。

 本校舎の進ちょく度は8割ほど。完成すればゲームに参加できる友人らに公開する予定で、動画を披露することも考えている。長引く休校に牧山さんは「大学受験もあるので不安はある」としながらも、「勉強も息抜きもしっかりできている。意義ある時間を過ごし、学校再開を待ちたい」と話した。

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