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昨年4月の個展会場での長谷川佳江さん=神戸市兵庫区新開地5、神戸アートビレッジセンター
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昨年4月の個展会場での長谷川佳江さん=神戸市兵庫区新開地5、神戸アートビレッジセンター
長老と呼ばれるサムライ(長谷川佳江さん提供)
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長老と呼ばれるサムライ(長谷川佳江さん提供)
未来を担うイケメン職人(長谷川佳江さん提供)
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未来を担うイケメン職人(長谷川佳江さん提供)
陽炎(かげろう)のように去って行った人(長谷川佳江さん提供)
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陽炎(かげろう)のように去って行った人(長谷川佳江さん提供)
希少な未来を担う男前(長谷川佳江さん提供)
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希少な未来を担う男前(長谷川佳江さん提供)

 神戸市長田区で鉄工所の職人たちを撮り続ける写真家長谷川佳江さん(55)=同市垂水区=が、写真集「美しき下町工場のサムライたち」出版のため、クラウドファンディング(CF)を始めた。300冊の発行を目指しており、長谷川さんは「暗いニュースが多い時だからこそ、生涯現役で頑張る職人の姿を見てほしい」と支援を呼びかける。(喜田美咲)

     ◇

 長谷川さんが、本格的に写真を始めたのは5年前。ケアマネジャーの仕事帰り、塩屋漁港で夕日を浴びる釣り人の姿に心を動かされ、カメラを手にした。プロに師事して表現力を磨き、2017年から毎年、個展を開催。コンテストでも入選を重ねた。

 レンズを向けたのは、生まれ育った下町の工場で黙々と働く人たち。汗と油のしみこんだ、年季の入った作業着。音を立てて飛び散る、溶接の火花。鈍く光る機械工具に向き合う、熟練の技と真剣な表情-。

 「最初は門前払い。何度も通い、やっと撮らせてもらえるようになった」と長谷川さん。モノクロで切り取った職人たちを「サムライ」と呼ぶようになった。

 だが、新型コロナウイルスの感染拡大で撮影活動は中断。自身を見つめ直す時間の中から「写真で元気を届けたい」という思いが生まれ、初めての紙の写真集を製作しようと決意した。

 オフセット印刷のA4判50ページ程度で、今年8月の完成を予定している。CFで募るのは製作費の42万1600円。1口千~1万円で、プリントや写真集などの特典がある。期間は7月31日まで。目標額に達しなくても実施する。

 長谷川さんは「昭和の時代から自分の腕一つで生き抜いてきた人たちの姿は多くの人の勇気になるはず。新型コロナが収束したら、全国の工場がある町で個展を開きたい」と力を込める。

 長谷川さんのサイトでCFについて案内している。

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