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松本隆さんの詞の世界をイメージし描いた、寺門孝之さんの作品「赤いスイートピー」(2020年、部分)
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松本隆さんの詞の世界をイメージし描いた、寺門孝之さんの作品「赤いスイートピー」(2020年、部分)
寺門孝之さん(左)と松本隆さん=2019年4月、神戸北野美術館
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寺門孝之さん(左)と松本隆さん=2019年4月、神戸北野美術館

 ヒットソングを次々生み出した作詞家松本隆さん(70)=神戸市=の歌詞から着想した新作絵画の制作を、画家・イラストレーターとして活躍する神戸芸術工科大の寺門孝之教授(59)が進めている。2人の出会いの場となった神戸北野美術館(神戸市中央区)で22日に開幕する共同の作品展「風街ヘブン」に出品する。天使の絵で人気の寺門ワールドと松本さんの詞が融合し、淡く美しい世界が展開される。(堀井正純)

 松本さんは東京出身で、慶応大在学中に、細野晴臣さんらと伝説的なロックバンド「はっぴいえんど」を結成。解散後、作詞家として「ルビーの指環(ゆびわ)」「木綿のハンカチーフ」「冬のリヴィエラ」など数々の名曲を手掛けた。8年前から神戸で暮らしている。

 寺門さんは神戸育ちで、東京と神戸を行き来し活動。少年時代から「はっぴいえんど」のファンで、「松本さん作詞の曲を聴いて育った」そう。昨春、同美術館で開いた個展に松本さんが訪れて交流が始まり、夏ごろ今回の作品展の話が持ち上がったという。

 原田真二さんの「キャンディ」、安田成美さんの「風の谷のナウシカ」など、松本さんの詞から受けるイメージを絵画化した約30点を発表予定。松田聖子さんの「赤いスイートピー」では“春色の汽車に乗った”恋人たちや2人を祝福する天使たちを、ピンクを主体にした明るいパステル調で表現した。

 南佳孝さんの「冒険王」、KinKi Kidsの「スワンソング」、斉藤由貴さんの「初戀(はつこい)」、はっぴいえんどの「夏なんです」など、松本さんから要望があった11曲も取り上げる。寺門さんは「幼いころから松本さんの歌詞が刷り込まれ、美意識にも影響を受けているのだろう。詞と自分の描きたい絵の世界とが不思議と重なる。ぜひ松本さんの期待に応えたい」と話す。

 同展は5月18日まで。会期中無休。中学生以上800円ほか。同館TEL078・251・0581

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