神戸

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巨大なポッキー形トンネルをくぐり、工場見学スタート=グリコピア神戸(江崎グリコ提供)
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巨大なポッキー形トンネルをくぐり、工場見学スタート=グリコピア神戸(江崎グリコ提供)
ポッキーにチョコレートがかけられる工程をCGで見ることができる=グリコピア神戸(グリコピア神戸提供)
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ポッキーにチョコレートがかけられる工程をCGで見ることができる=グリコピア神戸(グリコピア神戸提供)
ポッキーやプリッツの製造過程の見学=グリコピア神戸(グリコピア神戸提供)
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ポッキーやプリッツの製造過程の見学=グリコピア神戸(グリコピア神戸提供)
ビスコやポッキー作りを体験できるデジタルクッキング=グリコピア神戸(グリコピア提供)
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ビスコやポッキー作りを体験できるデジタルクッキング=グリコピア神戸(グリコピア提供)
これまでに付録されたグリコのおもちゃが展示されている=グリコピア神戸
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これまでに付録されたグリコのおもちゃが展示されている=グリコピア神戸

 ビスコやポッキー、プリッツ…。“国民的お菓子”とも言える江崎グリコの商品。国内にある3工場のうち、神戸市西区には、国内で唯一ビスコを製造する工場「神戸ファクトリー」(同区高塚台7)がある。工場見学施設「グリコピア神戸」を併設し、年間約6~7万人が訪れる。同施設館長の瀬戸山雅裕さん(50)の案内で、万人に愛されるお菓子の秘密に迫った。

 同工場は1984年に開業し、見学施設は88年にオープンした。ビスコは残念ながら非公開だが、ポッキーやプリッツ、チョコレートなどの製造過程を「見て、学び、体験できる」施設として人気が高く、昨年には一部が改装された。

 工場見学は高さ3メートルの巨大ポッキー形トンネルをくぐってスタートする。まず目にするのはポッキーの梱包作業だ。袋詰めされたポッキーがベルトコンベヤーで次々と運ばれ、機械アームが規則正しく高速で、段ボール箱に詰めていく。コース途中にはポッキーにチョコを付ける工程をCGで再現したコーナーを設置。この工程を実際に見られるのは「社員でもごくわずか。ぜひ見にきてほしい」と瀬戸山さんは強調する。

 次に登場したのはチョコを貯蔵するタンク。ガーナやエクアドル産のカカオと油脂、砂糖でじっくり9時間かけて練る。チョコが冷えて固まらないようタンクは二重構造になっており、外側には温水が流れる。

 そしてプリッツの製造過程。小麦粉やバター、油脂、砂糖など計約200キロを約20分間、機械で混ぜて生地をつくる。生地は細長く切られ、ベルトコンベヤーに載って長さ25メートルの巨大なオーブンへ。中は220~280度といい、温度調節しながら奇麗なきつね色に焼いていく。アルミ製の箱の中で丸1日冷やされた後、味付けして完成だ。

 次々と包装・箱詰めされていく商品に最後まで目を光らせる。計量検査やエックス線検査、人の目での検品作業など、異物混入や規格外商品が紛れ込まないよう細心の注意を払う。

 他にも、商品に付いていた「おまけ」の歴史を学べるコーナーや、デジタル上で好みのビスコやポッキーをつくる「デジタルクッキング」体験なども。昭和初期に各地に設置した映画上映付き自動販売機もある。

 帰り際、神戸ファクトリーで作られたプリッツをいただく。香ばしく適度な塩味がやみつきになる。創業者、江崎利一の「食べることと遊ぶことは子どもの二大天職」という企業哲学が息づく菓子や健康食品。ビスコやポッキーが長年愛される理由が、この工場にあった。

 見学は予約制で無料。毎週金曜と年末年始は休館。グリコピア神戸TEL078・991・3693

(村上晃宏)

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