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デビュー10周年の記念撮影で、のはしたろう選手(中央)とポーズを決める母彰子さん(右)と父忠実さん=2010年6月、岩手県滝沢市(みちのくプロレス提供)
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デビュー10周年の記念撮影で、のはしたろう選手(中央)とポーズを決める母彰子さん(右)と父忠実さん=2010年6月、岩手県滝沢市(みちのくプロレス提供)
大会に向けてトレーニングに励むのはしたろう選手=神戸市垂水区海岸通
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大会に向けてトレーニングに励むのはしたろう選手=神戸市垂水区海岸通

 おかん、見ててくれ-。神戸市垂水区の出身で、東北が拠点のプロレス団体「みちのくプロレス」(岩手県滝沢市)に所属するレスラー、のはしたろう選手(37)=本名・野橋太郎=が8日、神戸で開かれる大会に出場する。67歳だった母の彰子さんを病気で亡くしてから1年。いつも体を気遣ってプロレスに反対しながらも「好きなことを仕事にできるのは幸せ」と応援してくれた母。親心への感謝を胸に、故郷で6回目の試合に臨む。(初鹿野俊)

 のはし選手は伊川谷北高(同市西区)を卒業後、メキシコで修行中に19歳でプロデビュー。2004年にみちのくプロレスに入団し、全国を巡業する。阪神・淡路大震災の後、アントニオ猪木さんや獣神サンダー・ライガーさんらが戦う映像に勇気づけられた経験から、東日本大震災の被災地を支援する活動にも取り組んできた。

 13年からはほぼ毎年、神戸での大会を開催。故郷で錦を飾る息子の勇姿を、彰子さんもリング脇から見守ってきたが昨年8月、がんのため、世を去った。

 「いつやめるの」。彰子さんは一貫してプロレスには反対していた。妻子のために安定した職に、そして何より体を大事にしてほしい-。一方で「プロレスを仕事にできるなんて幸せなんやで」という言葉も掛けられた。のはし選手は「自分が父親になって『おかん』の気持ちがよく分かった」と目を潤ませつつ、「思いをかみしめて戦い、安心させてあげたい」と意気込む。

 大会は8日午後1時から、神戸芸術センター(神戸市中央区熊内橋通7)で。前売り券は自由席4500円、小中高生は500円。当日券はそれぞれ500円増。未就学児は無料。みちのくプロレスTEL019・687・2431

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