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 神戸市こども家庭センター(児童相談所)は、2018年度に寄せられた児童虐待の相談件数(速報値)が、1868件(前年度比320件増)で、5年連続で過去最多を更新したと発表した。担当者は「全国的に深刻な児童虐待が相次ぎ、比較的軽微な事案でも、見過ごさずに通告されていることが要因」としている。

 相談件数は児童虐待防止法が施行された00年度から毎年集計している。

 虐待者別では、実母が全体の55%、実父が38%。虐待を受けた子の年齢構成別では、就学前が45%、小学生が34%、中学生が13%、高校生その他が8%だった。

 種類別では、言葉の暴力など心理的虐待が1049件(前年度比286件増)▽体罰など身体的虐待が473件(同19件増)▽保護の怠慢・拒否(ネグレクト)が333件(同13件増)。

 重症度別では、生命の危険から緊急保護が必要な「最重度」が1件あった。長田区の公衆電話ボックスに乳児が放置され、後に母親が逮捕された事案という。一時保護が必要な「重度」は3件(同1件減)、何らかの援助的介入を要する「中度」は99件(同174件減)でいずれも減少した。

 一方で、子どもに対する暴力が一時的なものとみられる「軽度」が1275件(同378件増)、見守りを必要とする「疑い」が490件(同116件増)と大幅に増加。相談経路では、警察の1151件(同393件増)が最も多く、近隣・知人の314件(同31件増)と合わせて全体の8割近くを占めた。

 同センターは本年度、児童福祉司を4人、児童心理司を2人増員。法律的判断を伴う児童虐待に対応するため、児童福祉法務専門官(弁護士)も年度内に配置する予定という。(長谷部崇)

 虐待についての相談・通告窓口

▼神戸市こども家庭センター

TEL382・2525

(平日8時45分~17時30分)

▼児童虐待夜間休日相談ダイヤル

TEL382・1900

▼児童相談所全国共通ダイヤル

(匿名でも通告できる)

TEL189

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