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ビオフェルミン製薬 神戸・西区に新工場建設へ

2020.03.30
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神戸新聞NEXT

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 ビオフェルミン製薬(神戸市中央区)は30日、神戸市西区の「神戸サイエンスパーク」に新工場を建設すると発表した。総投資額は165億円。主力の整腸薬などが好調な中、国内外での事業拡大に対応するため増産態勢を整える。2023年3月の稼働を目指す。(横田良平)

 同社は阪神・淡路大震災で同市長田区にあった本社や工場が被災。1996年に神戸工場(同市西区)を神戸サイエンスパーク内に建設し、主力商品の「新ビオフェルミンS」などを製造してきた。研究管理棟や培養棟も併設している。

 建設から25年が経過し、この間に売上高は約2倍に伸長した。近年は健康志向の高まりから、同社が手掛ける生菌(生きた乳酸菌)を用いた医薬品などへの需要が増加。操業時間を増やすなどして対応してきたが、生産能力の拡大が課題になっていたという。

 新工場は「神戸第二工場(仮称)」。神戸工場の隣接地に建設する。敷地面積は1万3千平方メートル、延べ床面積約2万平方メートルで、4階建てを想定。稼働に伴い、新ビオフェルミンSの生産能力を従来の2・5倍に引き上げる。現在、4%程度にとどまる海外売上高比率(2019年3月期)の拡大も視野に入れ、国際的な品質基準にも対応する。

 同社は「事業環境の変化に対応できる生産体制を整える」とする。今年6月に土地を取得し、21年2月に着工する予定。新工場では50人程度が働く見通しという。