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ワールド古着をブランド化 流行過ぎた素材をリメーク

2020.03.27
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古着をリメークして販売する新ブランドの商品(ワールド提供)

古着をリメークして販売する新ブランドの商品(ワールド提供)

 アパレル大手のワールド(神戸市中央区)は、持続可能性をテーマにしたブランド「be released(ビーリリースト)」を新たに作った。第1弾として、同社が2018年に買収した古着売買会社と連携し、古着をリメークした商品の販売を始める。業界で課題とされる資源の再利用を進めるためで、他社ブランドを含めた余剰在庫を低価格で販売する店舗「オフプライスストア」も拡大する。(中務庸子)

 古着売買会社は、流行が過ぎるなどして買い取り価格を付けられない品物も、持ち込んだ客が処分を望めば引き取るケースが多い。途上国への寄付は、現地の受け入れ量に限界があり、再利用することにした。

 スカートやTシャツなどに新しい素材を縫い付けたり、染色し直したりし、新しいブランドタグを取り付ける。ワールドの生産事業を担う子会社が、デザインなどを企画する。縫製は岡山県の直営工場で手作業で行い、完成した商品に独自の抗菌防臭加工を施す。

 価格はコート類が2万8千円から、ワンピースが2万5千円から。古着販売の「ラグタグ」渋谷店と原宿店で販売し、来季以降、取扱店などを増やす。

 オフプライスストアはこのほど、相模原市に2号店を開業した。ニトリモール相模原店の2階で、広さ約500平方メートル。都市近郊の立地であることから、30~40代の働く女性向けを中心に、男性用や子ども服など約120ブランドをそろえ、年間売上高2億円を目指す。

 昨年9月にさいたま市に1号店を出店し、今年2月に計画の倍以上を売り上げるなど、注目される。