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広告手数料を飲食店に還元 コロナ拡大で支援 神戸のベンチャー

2020.03.27
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 飲食店内の壁などを広告枠として広告主に融通するDaft(ダフト、神戸市垂水区)は、4月末まで取次手数料の全額を広告枠の提供者と広告主に還元する。新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた事業者を支援する狙い。(内田尚典)

 同社は2019年2月設立のベンチャー。神戸市内を中心に広告枠の提供者として約100店が登録し、仲介サイト「テラッド」(https://tellad.jp/)を通じて広告主に融通する。現在、約10事業者が広告を出している。新型コロナで広告が鈍る一方、登録店は増加中という。

 ダフトは広告料の30%を手数料としていたが、4月末まで20%を登録店の報酬に上乗せし、10%を広告主にキャッシュバックする。的場慎一社長は「緊急時を乗り切るために動きたい。当面の運営資金は確保している」と話す。

 ベンチャーではこのほか、転職相談サイトを運営するCompass(コンパス、同市中央区)が、新型コロナの感染拡大前に比べ、利用が約10%増えているとする。

 「事務職の内定を取り消された」「ドライバーとしてこの時期に収入を上げたい」など。外出の自粛や、転職関連のイベント中止でネット相談に関心が向いたとみられる。ただ、企業側は採用に慎重になっており、働き掛けを強める。

 コンパスのサイトはhttps://corp.choice‐career.com/

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