北播

  • 印刷
地域の子どもたちにプレゼントされた布マスク=西脇市役所
拡大
地域の子どもたちにプレゼントされた布マスク=西脇市役所

 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、全国でマスク不足が深刻化していることから、下着などの製造販売業ユタックス(兵庫県西脇市野村町)が、マスクの製造ラインを暫定的に構築し、量産を始めた。

 同社は縫い目のない、特殊加工の女性用下着で知られ、肌触りの良さや伸縮性、フィット感などに定評がある。この技術を生かそうと、2月から開発に取り組み、下着の製造ラインを調節しながら、急ピッチで試作を重ねてきた。

 完成したのは、ナイロンとポリウレタン製の布マスク。使い捨ての不織布製マスクに比べ、フィルター効果は劣り、抗菌効果もないが、洗濯して何度も再利用できるほか、飛まつの飛散防止が期待できる。

 現在、暫定的に1日約2千枚の製造ができるようになったといい、まずは地域の子どもたちに役立ててもらおうと、市内の認定こども園(5歳児のみ)や小中学生計約3300人に2枚ずつプレゼントした。多可町の学校園にも3千枚を贈る。

 西脇市役所で行われた寄贈式で、同社の宇高大介社長(43)は「医療用も不足するこの非常時に、再利用できるマスクを活用してもらいたい」と語った。マスクの注文は、既に配送業者や警備会社などから殺到している。今後、道の駅などで1枚660円程度で一般にも販売できるよう準備を進めていくという。(長嶺麻子)

【記事特集リンク】新型コロナウイルス

北播の最新
もっと見る

天気(6月5日)

  • 28℃
  • 21℃
  • 20%

  • 30℃
  • 17℃
  • 30%

  • 31℃
  • 20℃
  • 20%

  • 33℃
  • 20℃
  • 20%

お知らせ