北播

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西脇市と多可町の古代の様子を伝える資料が並ぶ会場=那珂ふれあい館
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西脇市と多可町の古代の様子を伝える資料が並ぶ会場=那珂ふれあい館
かつて多可寺と呼ばれた量興寺に残る鎌倉時代の文書=那珂ふれあい館
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かつて多可寺と呼ばれた量興寺に残る鎌倉時代の文書=那珂ふれあい館
多可寺遺跡から見つかった大きな平瓦=那珂ふれあい館
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多可寺遺跡から見つかった大きな平瓦=那珂ふれあい館

 現在の兵庫県の西脇と多可の市町域と重なる「古代多可郡」について、これまでの発掘調査で見つかった奈良・平安時代を中心とする資料約200点を解説する両市町の共同企画展「西脇・多可の古代」が多可町中区東山の那珂ふれあい館で開かれている。29日まで(月、火曜休み)。北はりま定住自立圏連携事業の一環で、西脇市西脇の市郷土資料館にも巡回する。(長嶺麻子)

 710年代に編さんされた地誌「播磨国風土記」には、播磨国内を形成する11郡の一つで、多可郡である「託賀郡」に関する記載がある。郡内には、杉原川上流の賀眉里▽同下流の都麻里▽加古川本流域の黒田里▽野間川流域の法太里-とある。道路整備などに伴い、各地で古代の役所跡や寺跡、窯跡などが発掘されており、展示では地域ごとに遺跡や歴史を取り上げる。

 特に賀眉里には、加古川流域最古で、現在の量興寺(多可町中区天田)の前身とされる多可寺があった。四天王寺式伽藍配置で中央政府との関係性をうかがわせ、祭祀や最新学問など、当時の郡の中心的な役割を担っていたとみられる。展示では、遺跡で見つかった大形の平瓦や独特の文様の丸瓦をはじめ、量興寺に残る鎌倉時代の文書などを並べる。

 都麻里では、西脇市と多可町を結ぶ主要道の一つ、日野北バイパスの整備時などに発掘された同市野中町の野中・国影遺跡で奈良時代の遺物が大量に見つかった。須恵器の杯や皿、土師器のかめ、製塩土器など生活の痕跡がうかがえる出土品などを紹介する。

 那珂ふれあい館では16日午後1時半から、特別講演会「古代多可郡の祭祀」がある。参加費100円、要予約。同館TEL0795・32・0685

 西脇市郷土資料館では3月7日~4月12日(月曜休み)に展示する。同館TEL0795・23・5992

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