北播

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熱気球の前でポーズを取る児童=日吉小学校
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熱気球の前でポーズを取る児童=日吉小学校
太田耕治さん(左)の話に聞き入る児童=日吉小学校
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太田耕治さん(左)の話に聞き入る児童=日吉小学校
さまざまな学年の児童が熱気球の中を走り回った=日吉小学校
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さまざまな学年の児童が熱気球の中を走り回った=日吉小学校

 兵庫県加西市の上空を飛ぶ熱気球を教材にした授業が、同市和泉町の日吉小学校であった。講師は、日本気球連盟理事長で、気球の飛ぶまち加西推進委員会(事務局・加西市)監事の太田耕治さん(69)=京都市。4年生15人は、気球が飛ぶ仕組みを学ぶとともに、非日常的な魅力に引き込まれた。

 市は「気球の飛ぶまち加西条例」を制定し、シーズン中は愛好家らでにぎわう。同委員会が、小学4年生が理科の授業で空気の暖まり方を学ぶことに着目。気球を活用し、地域への愛情も育もうと企画した。

 授業は、関係者と学校側が協力。1月末に事前学習を行い、ゴミ袋で「ミニ気球」を作って熱を送り込むと膨らんで上へ上がることを確認した。2月には、登校時に気球を係留し、児童を喜ばせた。児童たちは、膨らんだ気球(高さ約22メートル)の前で写真を撮ったり、バーナーの点火を体験したりした。

 この日は風が強かったため、続きの授業は体育館で行った。膨らませた熱気球の中に入って走り、寝転んで大きさを実感。太田さんは空気が暖まると体積が増えて軽くなり、下から抜けるので上昇を続けることなどを説明した。

 さらに、気球でアフリカ探検をしようと、高校2年生から気球の設計を始めてミシンで作り、実現させた体験を紹介。小学4、5年の時にフランスのジュール・ベルヌの小説で気球による冒険を、読んだことがきっかけといい「君たちが本で読んだりテレビで見たりしたことは、やろうと思えばできる」と語り掛けた。

 児童からは「気球がどうやって浮くかが分かった。実際にミニ気球を作って浮いたのが面白かった」「中へ入ってみると、すごく大きくてびっくりした」などの感想が聞かれた。

 授業は、九会小学校(加西市中野町)でも行われた。同委は来年度以降、市内のほかの小学校でも順次授業をする予定。(森 信弘)

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