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ちぎり絵を出品した中道房子さん(左)と書を並べた橋本明美さん=きし額縁
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ちぎり絵を出品した中道房子さん(左)と書を並べた橋本明美さん=きし額縁

 小中学校時代の同級生という兵庫県西脇市の中道房子さん(83)と同県多可町の橋本明美さん(83)による2人展が、西脇市野村町の画材店きし額縁で開かれている。それぞれ仕事や子育てが一段落して始めた、ちぎり絵と書を並べている。11月5日まで。

 2人は同市西田町の日野小1年の時に出会った。当時は日野国民学校。戦時中とあって学校へ行けば、炭焼きや校庭での農作業がほとんど。終戦後は完成したばかりの同市小坂町、西脇中に通った。

 詩や俳句が好きだった橋本さんは「時代のせいもあってちゃんと勉強ができず、きれいな字を書くのが夢だった」と50歳を過ぎて書を学び始めた。手先が器用な中道さんは「趣味と健康づくりを兼ねて」70歳前にちぎり絵を始めた。

 卒業後は生活に追われ、長く会う機会がなかったが、2、3年前の同窓会で再会し、一気に子ども時代を思い出した。それぞれ夫との死別を経験。自身の病気もあったが、子や孫、ひ孫に囲まれて穏やかな時間を過ごす中、作品を見てもらおうと旧知の同店で展示することになった。

 中道さんは、農村の風景や草花、フクロウなどのちぎり絵13点、橋本さんは、好きな松尾芭蕉の作品をしたためた軸など17点を並べた。「来年はどうしてるか分からへんからね」と、2人はいたずらっぽく笑う。

 午前9~午後5時半。水曜休み。きし額縁TEL0795・22・2250

(長嶺麻子)

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