北播

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義手を使いバイオリンを演奏する伊藤真波さん=西脇市茜が丘複合施設みらいえ
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義手を使いバイオリンを演奏する伊藤真波さん=西脇市茜が丘複合施設みらいえ

 パラリンピック水泳元日本代表の伊藤真波さん(34)=兵庫県伊丹市=が18日、同県西脇市野村町の市茜が丘複合施設みらいえで「あきらめない心」をテーマに講演した。右腕を事故で失ってから社会復帰するまでや家族らへの思いについて話し、約220人が耳を傾けた。

 8月を「人権文化をすすめる市民運動」推進強調月間とする西脇市教育委員会などが主催し、野村地区人権教育協議会が共催した。

 伊藤さんは静岡県出身。看護学校に通っていた20歳の時、乗っていたバイクとトラックが衝突。右腕を複雑骨折し切断した。

 自暴自棄に陥った時期もあったが、兵庫県内でリハビリ中、車いすバスケット選手がプレー中に倒れても必死で立ち上がっていく姿に勇気づけられたという。

 「傷をさらけださないと強くなれない。やるからにはトップに」と、幼い頃に習った水泳の練習を本格化。北京、ロンドンと2度のパラリンピックに出場した。「最後の大会を終えた時、両親にありがとうの言葉を伝えた」と振り返った。

 2人の子育てに励んでおり、おむつを替える時は足の指も使うという。最後に、義手を駆使して中島みゆきさんの「糸」をバイオリンで演奏し、美しい旋律を響かせた。(中西大二)

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