北播

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特別展「神仏人」で使ったパネルなどが並ぶ文化財企画展=ギャラリー伝
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特別展「神仏人」で使ったパネルなどが並ぶ文化財企画展=ギャラリー伝

 兵庫県加東市の文化財保護の現状と地域の歴史の魅力を伝える「市文化財企画展」が17日、同市下滝野、ギャラリー「伝」で始まった。昨年秋、市が多摩美術大学と連携して東京で開いた特別展で、実際に使った市内所蔵の文化財などを映したパネルや資料を展示しているほか、江戸期に活躍した地元出身の僧、智暉について文献を通して解説。市担当者は「地元の文化財と偉人について知る良い機会に」と来場を呼び掛ける。9月15日まで。

 同市教育委員会が定期的に開催している企画で今年で5回目。フロアの一角では、市と多摩美大が共催で、同大美術館で開催した特別展「神仏人-心願の地」を紹介。会場を記録した映像は、公開が珍しい朝光寺(同市畑)の「木造千手観音立像」や播州清水寺(同市平木)の「木造毘沙門天立像」など平安期の秘仏が並ぶ様子を伝え、加東の歴史の奥深さや多彩さを感じることができる。

 三草出身の智暉を顕彰するコーナーでは、京都で修業後、宗派を問わずお経を民衆にも理解しやすいよう解説本を自ら編集した人物であると解説。播磨地方のゆかりの寺に眠っていた資料を読み説き、民衆に寄り添った学僧の姿を浮かび上がらせている。

 また、6年前に厚利地区の山王神社で発見され、今春、新たに市文化財指定された木造の狛犬などの収蔵品も展示している。毎月曜休館。入場無料。

 24日午後1時半から市滝野公民館で「神仏人」の報告会がある。9月7日午前10時から同公民館で、智暉をテーマに市の元文化財係が講演会を行う。いずれも無料。TEL0795・48・3046

(中西大二)

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