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修理されて生まれ変わった整備台を紹介する小谷裕彦さん=加西市鶉野町
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修理されて生まれ変わった整備台を紹介する小谷裕彦さん=加西市鶉野町

 兵庫県加西市鶉野町、鶉野飛行場跡で一般公開されている「紫電改」の実物大模型の展示に、かつて使われていた本物の整備台が加わった。「鶉野平和祈念の碑」のそばに置かれていたが、老朽化したため修理し、ペンキを塗り替えるなどした。実物大模型の傍らで、あの戦争の記憶を伝える。

 整備台は縦約230センチ、横約180センチ、高さ約80センチ。戦時中、同飛行場跡にあった川西航空機の鶉野組立工場で、エンジン部分を整備する際などに使われていた。戦後は、賀茂小学校で朝礼台として使われ、5年前に飛行場跡へ移された。

 土台部分の腐食が進んでいたため加西市が修理。ペンキを剥がしてサビを落とし、本来の鉄の色に近い色のペンキを塗って部材の一部を交換した。板も腐っており、取り換えて塗装。かつてあった車輪も新たに取り付けたという。

 工員として紫電改の油圧系統の調整をしていた小谷裕彦さん(92)=加西市=は「整備台を見ると、当時を思い出す。これからは『平和の台』として、多くの人に見てもらいたい」と願っていた。

 実物大模型は第1、3日曜日に備蓄倉庫で公開されているが、8月は11日も臨時で公開する。同市文化・観光・スポーツ課TEL0790・42・8756

(森 信弘)

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