北播

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姉妹校提携を結んだ新在家裕一校長(前列右)とジャン・ブリジオン校長(前列左)=フランス、フォンデット農業高校(播磨農業高校提供)
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姉妹校提携を結んだ新在家裕一校長(前列右)とジャン・ブリジオン校長(前列左)=フランス、フォンデット農業高校(播磨農業高校提供)

 播磨農業高校(兵庫県加西市北条町東高室)は、フランス中部・トゥレーヌ地方の「フォンデット農業高校」と姉妹校提携を結んだ。2020年9月には播磨農高の生徒がフランスを訪問し、その後は毎年交代で行き来する。同高は「農業大国フランスと交流を深め、世界で活躍する農業人を育てたい」と期待をかける。(森 信弘)

 同地方にあった私立学校「トゥレーヌ甲南学園」で3年間勤務した経験がある播磨農高の新在家裕一校長(59)が発案。今年2月、日本と欧州連合(EU)による経済連携協定(EPA)が発効したことで、フランスとの農産物の貿易も盛んになると見込んだ。これまではオーストラリアで農業や語学の研修をしてきたが、フランスでの研修に切り替える。

 播磨農高は、県内で唯一、文部科学省指定の農業経営者育成高校。敷地面積は約30ヘクタールで、西日本最大級の広さを誇る。一方のフォンデット農業高校の敷地面積は約650ヘクタールに及び、ブドウ園が約350ヘクタールを占める。農業省が管轄する農業高校のほか農業大学校などもあり、一般の農業経営者育成や周辺の農業振興なども担っているという。

 研修では、選考を経た生徒10人ほどが約10日間の日程で渡仏。現地の農家に滞在し、多彩なワインやチーズについて学ぶという。播磨農高で育てた酒米「山田錦」を使い加西市内の酒蔵で造った日本酒も持参する予定。言葉の壁については多言語通訳機で対応する。

 フォンデット農業高校でこのほど開かれた式典では、新在家校長とジャン・ブリジオン校長が協定書に調印した。フランス側は、教員や一般農家も含めた交流と、有機栽培の技術について学ぶことを望んでいるという。新在家校長は「今後、フランスでワインやチーズを作る人材が出てきてほしい」と話している。

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