北播

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鉄道をテーマにした木版画の初個展を開いている吉田士郎さん=コミセンおの
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鉄道をテーマにした木版画の初個展を開いている吉田士郎さん=コミセンおの

 木版画制作を12年続けている兵庫県小野市の吉田士郎さん(76)が、神戸電鉄粟生線、JR加古川線、北条鉄道の駅舎などを描いた17作品を展示する初の個展をコミセンおの(同市王子町)で開いている。水彩絵の具による多色刷りで色鮮やかに表現している。17日まで。

 徳島県生まれ。高校卒業後、三菱重工神戸造船所に入社し、技術者として約40年、原子力発電所などで勤務。64歳の時に独学で木版画を始めた。

 一つの版画に2カ月以上かける。晴天の駅舎を撮影し、それを基に下絵を描く。カーボン用紙で転写し、一色ごとに版を彫り、十数枚の版を遠景から近景へと順番に刷り重ねる。

 夕日の当たる北条鉄道播磨下里駅を描いた作品が特にお気に入りで、2014年に加西市美術公募展で市長賞を受けた。加古川線の青野ケ原駅は青空の下で桜が咲き誇り、粟生線小野駅は街並みの中で白い駅舎が目を引く。吉田さんは「身近な駅のさまざまな“表情”を楽しんでもらえたら」と話している。

 器用な手先を生かし、額はすべて手作り。ほかに、雪景色の金剛寺(三木市大村)や、京都府美山町のかやぶき民家などを描いた4点も並ぶ。

 午前9時~午後9時。コミセンおのTEL0794・63・1020

(笠原次郎)

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