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小幡育子被告が園長を務めていた私立「わんずまざー保育園」。事件発覚後、廃園となった=2020年3月、姫路市飾磨区加茂
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小幡育子被告が園長を務めていた私立「わんずまざー保育園」。事件発覚後、廃園となった=2020年3月、姫路市飾磨区加茂

 兵庫県姫路市の給付費約9400万円を不正に受給したとして、詐欺罪に問われた同市の私立「わんずまざー保育園」(廃園)の元園長の女(48)の1年1カ月ぶりとなる第2回公判が1日、神戸地裁姫路支部で開かれる。弁護側は、「だまし取ろうとしたわけではない」などとして、無罪を主張する方針という。

 昨年4月25日の初公判では、検察側の起訴状読み上げ後、女が認否を明らかにせず閉廷。検察側と弁護側が争点や証拠を非公開で整理する期日間整理手続きが、今年5月末までに13回開かれた。

 争点は、詐欺行為の故意性で、検察側は「給付費名目で現金をだまし取ろうと考えた」と指摘する。一方の弁護側は「だまし取るために園児数の過少申告をしたわけではない」などと主張。「保育は適切に行っており、定員の48人分まで詐取したというのは納得できない」との立場をとる。

 関係者によると、給付費の支給条件についても解釈に相違があり、手続きなどに1年以上の時間を要したという。出廷する証人や証拠の採否についても調整がもつれ、検察側は市や県の職員、弁護側は専門的な知識を持つ保育事業者を出廷させることでまとまったとされる。

 事件は2017年2月、市などの特別監査で発覚した。約40人分の給食を約70人で分け、おかずがスプーン1杯分しか行き渡らないことがあるなど不適切な保育実態が指摘され、女は市が請求した約4700万円を返還した。

 起訴状によると、女は15年4月~17年2月、園児数が48人を超えていたにもかかわらず過少申告し、施設型給付費計約9400万円をだまし取ったとされる。

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