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完成したばかりのマスクを一枚一枚手作業で検品していく社員ら=姫路市豊富町御蔭
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完成したばかりのマスクを一枚一枚手作業で検品していく社員ら=姫路市豊富町御蔭

 兵庫県姫路市豊富町御蔭の電気器具製造会社「フェニックス電機」が、畑違いの不織布マスクを生産し始めた。新型コロナウイルスの感染拡大で入手困難な状況が続き、地域貢献の一環として約3千万円で機器を整備。流行の第2波に対する警戒が高まる中、品質にこだわった「姫路産マスク」で供給の安定を狙う。(小川 晶)

 同社は、液晶パネルの製造に必要な露光装置などを手掛け、マスクはもともと扱っていなかった。新型コロナが広がり、マスク不足が深刻になると、製造装置を輸入販売している関係会社から1セットを購入。業務に余裕のある社員ら約20人を配置し、今月21日から本格的に生産を始めた。

 耳ひもがすぐに外れるなど品質が問題視されている中国製マスクを教訓に、製造環境を徹底的に整えた。ほこりなどを遮断するクリーンルームを新設し、作業する社員もクリーン服を着用。完成品は、一つ一つ手作業で検品してから金属探知機を通す。

 現在の単価は1枚50円程度といい、1日に14時間余り稼働して4万枚の生産を続ける。市への20万枚の納入が既に決まり、県内に店舗があるドラッグストアチェーンからも発注が来ているという。

 同社の山中茂樹常務(65)は「店頭にマスクは並びつつあるが、第2波が来たら、また手に入りにくくなる可能性がある。中国に頼らなくても、地元に安定して供給できる態勢を整えたい」と話す。

 注文は1万個以上からで要相談。同社TEL079・264・6052

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