姫路

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ごみ袋に添えられた手紙を笑顔で眺める職員ら=市川美化センター
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ごみ袋に添えられた手紙を笑顔で眺める職員ら=市川美化センター
姫路市香寺町のごみステーションで1日に見つかった手紙(井上正也さん提供)
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姫路市香寺町のごみステーションで1日に見つかった手紙(井上正也さん提供)

 兵庫県姫路市内のごみステーションで、収集作業員への感謝をつづった手紙が続々と見つかっている。「大変な時期にいつもありがとうございます」「お体に気をつけて」。温かく思いやりに満ちた言葉が、新型コロナウイルスの感染に注意しながら業務を続ける職員たちの心を癒やしている。(地道優樹)

 最初に手紙が見つかったのは4月27日朝。姫路市安室地区の住宅街にあるごみステーションで、山積みになったごみ袋の一つに手紙が張ってあった。

 「いつも私たちのゴミを回収して下(くだ)さりありがとうございます。このご時世、本当に大変な思いをされていると思います。私達(たち)も精一杯(せいいっぱい)気をつけます。どうかお体大事にして下さい」

 偶然手に取った市川美化センター(同市東郷町)の大森克己技能主任(59)は「13年間ごみ収集を続けてきて、あんなに温かい気持ちになったのは初めて。きれいな字の中に思いやりが詰まっているよう」とほほ笑む。

 翌28日からも連日のように手書きの手紙が見つかり、同センターの担当エリアでは5月8日までに計14通。寄せられた思いを皆で共有できるよう、いずれも職場の壁に飾っている。市によると、ほかに民間委託しているエリアのごみステーションでも、同様の手紙が25通以上見つかっているという。

 4月以降、姫路市では家庭ごみの量が例年よりも増え、大型連休中も臨時で回収日を設けた。同センターの作業員約40人はマスクや手袋の着用を徹底し、緊張を強いられながら業務を続けている。

 高市雅民所長(55)は「感染の不安と闘う作業員たちにとって、住民からの手紙は大きな励みにつながる。使ったマスクやティッシュペーパーをごみ袋に密閉して捨てるなどの配慮にも感謝したい」と話していた。

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